174話、バルスッ!!! ページ28
「いゃぁあああ〜〜っ!!//」
「こらこら!何処へ行こうというんだ?」
「バルス!バルスゥーッ!!」
「はっはっはっ!!」
恐怖の余り急いで逃げようとしたものの、足首を掴まれ呆気なく煉獄さんの方へ引き戻された
私の中のムスカ大佐!!助けてくれぇ…っHAHAHAッ!て笑ってるだろうがなッ!!
滅びの言葉を叫んでも煉獄さんには効かなかった
こんな色気マシマシの人の相手なんて到底無理な話だ!!
「むりぃ…っ!煉獄さん気を確かにッ!!…ね?ね??一旦落ち着こう?」
「フッ、安心しろ…気持ちよくしてくれた礼はたっぷり返してやるからな?」
「ヒィイッ!いら…いらないッか……んぅ…ッ、あ!やぁ…だっ」
掴まれた足首をそのまま膝関節裏に持ち代わり、グッと曲げられたことに焦りは募った
必死に煉獄さんを止めに掛かったが、にっこりと微笑むだけで全くもって効果はない
首を左右に全力で振ったが、それは下半身からくる刺激によって動きは止まった
舌先の温かい感触にビクビクと反応する感覚が嫌で逃げ腰になるも、固定するように煉獄さんの両手は私の太ももを掴む
「…ん…ッ!ぁ、あ…っんぃ…あッ!!だぁ…め!めぇ…っ」
「……フッ、そんなに手が寂しいなら繋いでいようか?」
「違…っ!そんなとこ…ッ舐めないで下さい、よッ!//」
「良い声で啼いていたのはどの口だ?……ん?」
少しの抵抗とばかりに煉獄さんの頭に手を延ばそうとしたが、一番敏感な場所を甘噛みされたら抵抗する間もなかった
力なく倒れた手はそのまま太ももを掴む煉獄さんの右手に当たり、優しく絡め取られた
舌なめずりなんて、色気溢れる行動を平然としてしまう煉獄さんに恥ずかしさは更新されていき
延びてきた左手をほんのちょっとの抵抗としてフィッとそっぽを向いたが、気にすることなく頬を掴まれ
指先は唇をなぞった
「……煉ご、く…さんっ」
「ん?」
「お腹の…此処が凄くキュンキュンする…っ…どうして、かな?」
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棗(プロフ) - クロさん» そんな!?勿体ないお言葉…ッ!凄く嬉しいです!これから…だなんて、えへへ〜っ!すみません。ご期待に応えれる作品であれば幸いなのですが、これからもヲタクライフ強火で書ければ…!っと思っておりますので、少しでも楽しんで貰えるよう頑張ります! (2021年12月7日 0時) (レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - ナキサさん» ナキサさんっ!!ありがとうございますっ!ナキサさんにそう言って貰えると嬉しいです!!応援もありがとうございますっ!日々、頑張っていきますっ! (2021年12月7日 0時) (レス) @page46 id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 私のお気に入りの作品の中で、一番好きな作品です。棗様、いつも楽しいお話をありがとうございます!若様とヲタクな夢主ちゃんのこれからを想像しながら毎日更新されるのを楽しみにしています。これからも頑張ってください! (2021年12月6日 8時) (レス) @page39 id: 6871d01b79 (このIDを非表示/違反報告)
ナキサ(プロフ) - イケメンな若様、最高ですね〜!夢主ちゃんとの関係値が好きです。応援してます! (2021年12月6日 1時) (レス) @page39 id: 9d3d6315a8 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - 梅好きさん» 梅好きさん嬉しい言葉をありがとうございます!優しい世界に泣きそうです!とりあえず、ティッシュをどうぞ…!とても恥ずかしい気持ちで一杯なのですが、そう言って貰えると本当に励みになります!これからも頑張りますで引き続きティッシュ片手に宜しくお願いします! (2021年12月4日 6時) (レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:棗 | 作成日時:2021年11月28日 1時