[2j3j] 泡沫 2 [kzh]

たまには私から ページ2

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オフコラボしてから数日が経った
ちなみにあれから葛葉とは何ともなっていない

連絡するって言ったのに...


待ってるだけじゃダメだと思い勇気を振り絞って葛葉にLINEを送った


【お疲れ様です。音葉です
お時間があれば次のコラボのお話などしませんか？】


たったこれだけの文面なのに変な所はないか、誤字脱字はしてないか何度も読み返した

多分大丈夫だと思うのでこのまま送る

画面に映し出されるアイコンの犬は相変わらず可愛い

ガン待ちするのもアレなのでお風呂に入ろうかと席を立つと携帯が震えた


急いで携帯を開くと葛葉からの返事だった


【おー】


おー、、？

なんて返信しようかと悩んでいたところに今度は着信を知らせる音が鳴る
相手を確認すると映し出された名前は葛葉だった

私は慌てて出ると


葛｢あー、急にわりぃ。今時間大丈夫か？｣

｢あ、うん、大丈夫です｣

葛｢ｸｯ、なんで敬語に戻ってんだよ笑｣

｢あ、そか、ごめん｣

葛｢おーん、それで次のコラボなんだけどよ
俺バイオの続きしたいんだよな｣

｢バイオの配信あれきりかと思って違うゲーム用意したんだけど...｣

葛｢聞いてやらんことも無い｣

｢Super Bunny Manってやつなんだけど｣

葛｢おお、いいもん持ってくんじゃん
それでもいいぜ｣

｢じゃあこれやりたいなあ
葛葉何時ぐらい時間ある？｣

葛｢んー、ちょいまち確認してくる


.....明日やろーぜ｣

｢そんな急か！わかったよ｣

葛｢わり、なんか用事あった？｣

｢いや、私はいつでも暇だから大丈夫だけど明日ってなるとは思わなかった｣

葛｢お前とゲームするの楽しいし早くしてぇじゃん｣

｢えっ？私とゲームするの楽しい？｣

葛｢さぁねぇ〜？？とりあえず明日の18時な｣

｢あ、うん、わかった｣

葛｢今日はいきなり電話かけて悪かったな
お前の声が聞きたくなった、んじゃなあ｣


それだけ言うと葛葉は問答無用で通話を切った


｢...はあ！？｣

訳が分からない！なに？声が聞きたくなったって？！
はぁあああ！？何が一緒にゲームすると楽しいだ

急な葛葉のデレに耐えかねず私はお風呂に向かった


だいたい今思えばなんで声もちょっと優しい感じなのか！
あんなの恋に落ちるに決まってる！
誰彼構わずやってんのかとか想像すると胸がモヤモヤする

私は浴槽に浸かりながらそっと目を閉じた


あんなの期待しちゃうじゃん...



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