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「Aが半減したとは言え、流石にテメー自身の最大魔法は堪えたよーだな。オレ以外にも天敵属性いたみたいね。ドンマイでーす」
「A先輩！？もう大丈夫っスか！？」
「まあなんとか……ところでヤミさんゴーシュくん、私今度王城に用があるのですが一緒にどうですか？」
「オマエ王様にドッキリでも仕掛ける気か」
「よく分かりましたね」
「合ってたの！？」
クローバー王国の国王の魔法属性は、目の前の彼と同じ光。
国王に決して、決して良く思ってはないAは如何にしてビビらそ…驚きを齎そうか考えていた。
「…君達を傷つけるわけにはいかなかった……」
まるで態と攻撃を受けたようにも聞こえた。
いや、ハッタリではない。
Aが魔法で半減させたので、やれることはいくらでもあった。
彼の目線の先には、ゴーシュとAの姿があった。
「あれ、知り合いだったの？ごめん」
「なわけないじゃないスかこんなヤロー」
「ヤミさん私友達少ないです」
「だろうね」
「だろうね！？」
Aの自虐発言にヤミは肯定した。
「いずれ…分かるよ…」
彼の発言に全員が首を傾げる。
ゴーシュも心当たりがないと言った様子だ。
「全然わかんないけど。ま、テメーは騎士団本部に連れてって組織のこと全部話してもらいます。これで熱血真面目大王も浮かばれんだろ」
「いやまだ死んでないっすよ！？」
「A、拘束魔法出来るか？」
「何故か今の私ポンコツなのでうまく出来るかわからないです」
「いやテメーさっき
ツッコミを入れつつも、Aが随分と疲弊していることに気づいたヤミは自分で拘束することにした。
応急処置だけが施された彼女の体は、まだ目立つ外傷が残っている。
特に、貫かれた右手足の傷が酷い。
「オマエも早く自分に回復魔法を＿＿」
「ヤミ団長？」
途中で言葉を止めたヤミを不思議に思ったアスタ達はヤミの視線を辿る。
「これは…空間魔法！？」
あちらの唯一の空間魔道士であるヴァルトスはのびている。
「うわぁ〜大変なことになってるよ……めんどくさがりなウチでもマブダチは助けないとな。
…へえ、変わった柄だなあ。まあどうでもいいけど」
空間魔法から出てきた男は、まるで“光のような速さで”ヤミに詰め寄り、ヤミの魔導書に触れた。
即座に戦闘態勢に入ったヤミは、闇魔法 “無明斬り”を放ち、その斬撃は相手の肩を掠めた。
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HANON(プロフ) - Amaneさん» 大正解です！母がよく韓ドラを観ていて、そのシーンと台詞が凄く印象に残っていたので使いたいと思っていたんです。Amaneさんコメントありがとうございました。 (2020年2月24日 21時) (
レス) id: cf411dd6ee (このIDを非表示/違反報告)
Amane(プロフ) - ウィリアム様カッコイイ〜！！そして主人公めっちゃ好みです！笑 所で王様の価値の話ってあの韓ドラが元ネタですよね！違ったらごめんなさい…もしそうなら、お話してみたいです笑 いきなりのコメント失礼します！ これからも応援しています！笑 (2020年2月24日 21時) (レス) id: 1a3aa9e49a (このIDを非表示/違反報告)
HANON(プロフ) - NONAMEさん» ノゼル団長は大体何やってもカッコいいから素敵ですよね！NONAMEさんコメントありがとうございました！ (2019年9月22日 22時) (レス) id: ed41bbef6e (このIDを非表示/違反報告)
NONAME(プロフ) - ノゼル様かっこいいいい!!こんなかっこいいノゼル様書いて下さってありがとうございます！ (2019年9月22日 22時) (レス) id: c3aeec0d97 (このIDを非表示/違反報告)
HANON(プロフ) - いらとやさん» 投票ありがとうございます。私も誰にするか迷っていて、皆さんに決めていただきたいと思ってアンケートを作りました。これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2019年8月11日 8時) (レス) id: ed41bbef6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANON | 作成日時：2019年6月5日 19時
