作者達が迷い込む町 3 【小説】

都市伝説!!?お呼びじゃない!!　【名無しのチート】 ページ9

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前略、有名なあの(・・)メリーさんに何故か好かれました。





時は、数分前に遡る


屋敷に戻り、自室に来ると机の上に見知らぬスマホが置いてあった。

　ピリリリリリリリリ……

すると、そのスマホから着信音とバイヴ音が鳴り出した。

あ、これ、出たらマズイやつじゃあ……

と思いながら電話に出た。好奇心で←




《“もしもし。ワタシ、メリーさん”》




あ、ヤバイ、詰んだ。

確実に死ぬやつの都市伝説だ………!!!!



《“もしもし。ワタシ、メリーさん”》
《“今、屋敷の前にいるの”》



通話を切った筈なのに、通話が続き可愛らしい女の子の声が聞こえて来る。



《“もしもし。ワタシ、メリーさん”》
《“今、廊下にいるの”》


《“もしもし。ワタシ、メリーさん”》
《“今、アナタの部屋の前にいるの”》


《“もしもし。ワタシ、メリーさん”》
《“今、アナタの………”》



途中で通話が漸く切れた。



“ウシロニイルノ”



その直後、後ろから声が聞こえて来た。

可愛らしい女の子の声が……

後ろをゆっくり振り向くと、そこには……





ジャックオランタンを被った、所々血がついてる白い服を着た裸足の子が宙に浮いていた。


「え、何これ可愛いんだけど」






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メリーさんってどんな姿してましたっけ? by名無しのチート

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