作者達が迷い込む町 3 【小説】

お目覚め 【もやし好きのもやし】 ページ15

みなさんおはようございます。
今日はとってもいい天気ですね。
さて、私は今謎の森の中に放置されている訳ですけども。
誰かこの私にご説明を…

「って、誰もいねぇから途方に暮れてるんだよアホか私は」

一人ノリツッコミって悲しいね。
と言うか最初に「いい天気ですねー」なんて言ったけども、実際はいい天気もクソもない。
周りは怪物レベルで背の高い木々に囲まれているため、空はよく見えない。
肌寒さとか、静かさ的に夜だと思われる。うん。

「はぁ…しんどい。なんでこんな所に放り出されなきゃいけないんだよ…もしかして日頃の行いが悪いからか…？いや日頃の行いが悪いからって異世界に飛ばされてたまるかっての…」

もし日頃の行いのせいで異世界に飛ばされるんだったら、私なんて毎日別の世界に飛ばされまくってるだろう。
いつものように朝起きて朝ごはん食べて歯磨きして着替えてバイト行って…
的な休日ルーティーンのはずが…
あれ、これバイト先に連絡入れなきゃいけない感じ？
なんて言えばいいんだろう…
「異世界なうなんで今日バイト行けませんー」的な？
いやダメだわ、完全に頭おかしい奴だと思われるわ。

「お？荷物一式も置いてあ…いや投げ捨てられてられてる」

適当に投げておいたんだろう。
使い慣れたリュックが地面に転がっていた。
チャックを開けて中身を確認すると、中にはタブレットやスケッチブック等のお絵描きセット一式、謎の小瓶とフラスコが大量に入っていた。
え？待ってこのリュックこんなに入るっけ…？

「あぁ、アレか。ゲームとかであるリュックの大きさを余裕で超えた所持数か」

例えるなら、ど○ぶつの森とかポ○ケモンみたいな感じか。
ブラックホールリュックと名付けよう。

「さてと…誰か人を探しに行くか」

荷物を探している時に、いくつかの足跡を見つけた。
人間の足跡と、馬鹿でかい動物かなにかの足跡。
クマかなにかでも出るのかな、ここ。

「誰かぁぁぁぅゲッホ！ゴッホォ！！」

急に大声出したら凄いむせた。








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こんな感じですかね…？
なんかギャグ臭くて申し訳ない気が…
展開や最初に出会う人は自由ですので、皆さんの輪に入れてやって下さい…

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