作者達が迷い込む町 2 【小説】

何時の間にか増えてる……　【名無しのチート】 ページ19

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うにうに………何時の間にか住人が増えてるんだね……(汗)


「うに? 君は確か………」

「北斗だ」

「そうそう北斗だ。北斗○拳?」

「違うから。って……知ってるの? 北斗○拳」

「全然知らん」


何か分からないけど部屋出たら北斗がいたから一緒に行動してる。

北斗曰く「いきなり扉出てきて名無しさんが出て来たから吃驚した」らしい。

もう能力変わったのかな〜?


「で、何処に向かってるんだ?」

「さぁね〜」


僕に聞かないんでほしいよ。

目的地まで案内してるのは私じゃなくて、“カノジョ”だからね。



“ソッチ”



宙に浮かぶ赤い鋏の先が、立ち入り禁止と書かれた看板を差す。


「こっち行くよ〜」

「えっ!!?」


北斗が止めてくるが気にしない気にしな〜い。

早く行って浄化しないとね♪





.





“コノウエ”


「この先か〜」


石の階段と黒く汚れた鳥居を見る。


「空気が悪い…」

「北斗は待ってるかにゃ?」

「…………………行くよ」

「了解した。時間が惜しい。手短に済ませよう」


私は先に、階段を一気に駆け上った。






“タスケテ……”


そこは、神社とは思えない程までに汚く淀(よど)んでいた。

今、助けるから。


「今日は当たりみたいだよ」

“何が当たりだ、この馬鹿”

「ご機嫌斜めかな?」

“当たり前だろ。お前は好かれるんだからな。良い意味でも悪い意味でも”

「嬉しくない。でも、浄化出来るならしとかないと」


可哀想じゃないか。
そう言えば、私の背後で“彼”は不適に笑っていた。


“決めるのは俺じゃねぇ、お前だ。好きにしろ。だが、危なかったら遠慮なく呼べ”

「分かってるよ」









.






「鬼神さん」






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ホラー嫌いだけど書いてみたかったんだ!!!!←言い訳乙

北斗さん、口調やら違ったら直しておいて下さい!! by名無しのチート

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