迷い込んだ場所 ドロップ*きゃんでぃ ページ19
「んー
少し大きなあくびをしてから前を見る。
前を見…………え?
「ここどこ…?!」
見知らぬ街に来ていて。
…いやここどこやねーん!!何?!見たことないんやけど???どうすんの???
っと、とりあえず状況を把握しないと…
確か私は募集企画のテンプレを作ってて……途中で眠くなって寝たらここに……
いや何がどうしてこうなったのか分からないんだが?
「あ……おばあさん…す、すいません………!!!」
「なんだい?ああ、またかい」
通りかかったおばあさんに聞いてみた。
……また?なんのことだろ……
「あの……その、ここって…どこ、ですかね……?」
「ああ、怪夜町という町だよ。この町は迷い込んでくる人が多くてねぇ……」
「…?そうなんですか?」
「そうじゃ、とりあえずこの地図をあげるからこのお屋敷に行くといい」
「え…ありがとうございます!!行ってきます!」
そう言われて、おばあさんに地図を渡される。
が、私が行こうとした直後、
「あぁ、ちょっと待ちなさい」
呼び止められた。
「あ…はい、すいません!」
「いやいや、言い忘れとったわぁ…そういやお主、見た目の変化には気づいておるかい?」
「見たm……わ!!」
ビュオォー
いきなり強い風が吹き、髪を靡かせた。その時、視界にちらりと映した髪の色は、
紺色だった。
「え……本当だ……」
「気付いていなかったようだね。それとお主、もう1つ伝えたいことがある」
「え…あ、はい、なんでしょう?」
「お主の能力は
【透明化】だよ」
おばあさんはそう言って去っていった。私に……能力が……?
戸惑っていると少し大きな建物が見えた。屋敷のようだ。
地図を見ると方角も一致している。…それにしても、透明化、かぁ……
ふと足を見ると、あまり履かないスニーカーを私は履いていた。黒パーカーにグレーのカーディガン。…何だかオシャレでテンションが上がる。なんで上がるんか知らんけど。
「……あ。これか、お屋敷。
…それにしてもでっかいわぁ
……普通に入ってええんかな」
ブラブラ歩いていたらどうやら着いたようで。
「す、すいませぇん……」
……今は扉の前にいる状態なんだが、そのまま2分たっている。
いやさ、入りずらいよね???こんなところ…まぁしょうがないか。
コンコン
ノックとか?まぁドアはあk………
キイィィィ
あい…た…?まじで……?
?「あー……また新しい子かー…!」
出てきた子は天使の羽の生えた女の子でした。
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鳴く狐(プロフ) - 修正失礼しました。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 164fe814fa (このIDを非表示/違反報告)
鳴く狐(プロフ) - ちょっと修正します。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 164fe814fa (このIDを非表示/違反報告)
三日月桜(プロフ) - 修正終わりました (2019年6月2日 1時) (レス) id: 4138aa2156 (このIDを非表示/違反報告)
三日月桜(プロフ) - ちょっと修正にいきます (2019年6月2日 1時) (レス) id: 4138aa2156 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 続編作成しましたー、これからも宜しくお願いします!!【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/vahanaito95/】 (2019年6月1日 23時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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