暗殺者達が集まる家があるらしい

濃い一日 サワー ページ19

探検も終わり、特にお腹も減っていなかったので、私は自室にて休憩していた。

「まだ八時ですか……今日は時間が経つのが遅かったり早かったりしますね」

一番最初に会った篝ちゃんに、いとちゃん。私の次に来た珠季ちゃん。中性的なキャリーちゃん。

思い返せば今日一日でとても濃い人達に会っていたんだと思います。

そんなふうに今日の事を振り返っていると段々と眠たくなってきた。

「んう……お風呂は入らなければ……ハッ！私パジャマ持ってきてないです?!」

仕方ありません、パジャマじゃないですが持って来ている服を着ますか。

服を持ってお風呂に行けば、それはそれはとても大きな温泉のような所でした。

「わぁ……とっても大きなお風呂です。ご丁寧にバスタオルまで用意されてますね！」

とても広い脱衣場にテンションが上がり、ひとしきり騒いでから浴室に入った。

一人できゃあきゃあしていたの、誰かに見られてなければいいですけど。

「ふぅ……また生活用品を買わなければいけないです。あっでも、新作のワンピースも買いたいです！うぅ……お金、大丈夫でしょうか……。
そういえば、暗殺の依頼も確認してなかったです！する事が多すぎますよぉ……」

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