5話 ページ6
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イレイザーの指示に従って重たい扉を開き教卓の前に進む
私の登場に盛り上がるクラスを見て初めてオールマイトが授業に出てきた日を思い出した
…私とオールマイトを比べるなんておこがましいにも程があるけど
「じゃあ自己紹介して」
「はい」
イレイザーは寝袋にすっぽりと埋まって教室の隅に行く
ありゃー 寝るつもりですね
そんなイレイザーに苦笑いしつつも再び視線を生徒たちに向ける
彼らは期待の眼差しで私を見ている
「光闇ヒーロー ヘスティアです
今日は何の為に呼ばれたか分からないけどよろしくね」
軽く微笑んで一連の挨拶をする
｢おぉー！｣と歓声と拍手があがる
それにしても何故私が教卓に立たされているのか分からない
イレイザーを答えを求めるような目で見つめると溜息付きながら私の横に立った
「えー 体育祭があります」
「｢｢｢ 学校っぽいの来たぁぁ！！！｣｣｣」
物凄く既視感のある光景に苦笑する
もうそんな時期になったのか
やっぱりヒーロー科からしたら体育祭ってだけで興奮しちゃうもんだよね
「それに関してヘスティアから説明してもらう
お前ら大人しく話聞けよ
こいつキレると手がつけられないからな」
またモゾモゾと寝る体勢に入るイレイザー
何の前置きもなく体育祭の説明をしろだなんて相変わらずぶっ飛んでる先生だ
イレイザーの言葉に生徒たちはビビった顔で私を見ている
…素直に信じちゃってるじゃないかよ
それも無視して本題に移った
「それじゃあ さっそく説明しようか
雄英高校体育祭は皆も分かっているように全国民が楽しみにしているイベントでもあります
特に1年生ブースは職場体験そして後に行われるインターン研修への指名を決めるために多くのヒーローが見に来ます
つまり体育祭＝自己PRだと思った方がいい
上位入賞するだけで知名度は爆上がり
そこで目立つパフォーマンスが出来たらさらに最高だね」
こんなふうに、と不死鳥を召喚する
突然現れた不死鳥に興奮気味のクラス
私もこれで知名度をあげたようなものだから説得力は強いだろう
「だけど上位入賞だけが全てじゃない
いかに自分の個性をアピールするかということも重要になってくる
扱いにくい性格だと上位入賞しても指名数が低くなるから要注意だよ」
まさに例えるなら爆豪くん
あんなにいい結果を残したというのに指名数では順位が下がってしまうという悲劇の張本人だ
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犬井(プロフ) - 臨時教師…この展開私の好物です((やめろ これからも、まったりでいいのでマイペースに更新頑張ってください(´･ー･`)ﾌﾌﾝ (2020年3月5日 12時) (
レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです これからも、頑張って続けて下さい 応援しています(#^.^#) (2020年3月3日 16時) (レス) id: 1fbc4252fc (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀) ぬん(プロフ) - 心の底から言います.......爆豪とくっついて.....あっこの作品大好きです (2020年3月1日 23時) (レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 永久さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - Leoさん» 前作から引き続きご愛読していただきありがとうございます！彼女の思いが伝わったようで嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月26日 19時
