166話 ページ17
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感動と衝撃のダブルパンチを食らった私は現実なのかよく分からなかったからとりあえず寝ることにした
まだ部屋にいる皆に｢おやすみ｣と声をかけて部屋に戻ってベッドに入る
昨日は疲労が溜まりすぎてよく眠れた
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だけど私の体は都合よく作られていない
個性も使えるようになって皆に本音を伝えられるようになって強くなれたからといって悪夢を見なくなったわけではないのだ
せっかく眠れたと思っていたらまた泥沼に沈んでいく夢を見る
「嫌になるなぁ…この体質」
ボーッと天井を眺めて時間が過ぎるのを待つ
木目を数えようかと思ったけど生憎木製ではないので木目もクソもない
何か飲み物が飲みたくなって部屋に備え付けられている冷蔵庫から水を出した
あ この前買ってたアイス発見
まさに棚からぼたもちとはこの事だなぁと思いながら部屋の電気とテレビをつけた
テレビをつければエンデヴァーが敵に勝ったあとだった
エンデヴァーの横にはホークスもいる
もっと早くテレビつければよかった
そう後悔している時 私の部屋をノックする音が聞こえた
こんな時間に誰だろうと思いつつも扉の前に行って声をかける
「誰？」
「俺だ」
それ答えになってないよ轟くん
声で分かったからいいけど他の人にはやらない方がいい
心の中でツッコミを入れつつも扉を開ける
扉の向こうに立っている轟くんは暗い顔をしている
「こんな時間にどうしたの？」
「…」
「もしもーし？」
自分から私の元を訪ねてきたくせに反応しない
本当にどうしたんだろうかと不安に思って下から轟くんを覗き込むとぎゅっと抱き締められた
突然でびっくりしたけどそれ以上に力が強くて正直苦しい
「とりあえず部屋に入ろ？」
「…」
「返事くらいしてくれよー」
まるで独り言のように見えてしまう
私にくっついて離れない轟くんを部屋の中に入れてコアラみたいにして歩く
身長高いからかなり邪魔だな轟くん
「アイスいる？」
もうひとつ冷蔵庫の中に入っていたので轟くんにいるかといけばコクリと頷いた
あ アイスは食べるのね了解です
テレビの前にあるローテーブルに轟くんを座らせてアイスとスプーンを渡せば小さな口で食べ始めた
何か用があって私のところへ来たんだろうけど無理して聞き出すことは出来ないから本人が言いたくなるまで待っていよう
どうせ帰したところで私は眠れないのだから
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あまね(プロフ) - かっちゃん‼️尊いな！ (11月20日 3時) (
レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
わかめし - 笑えない君も見てきました！すごく儚くて泣きながら読みました。こっちの拝啓シリーズはもう終わってしまったのですか？続いてくれるのを待ってます！毎日見るので！白昼夢や新しい作品も頑張ってください！ (2020年4月15日 18時) (レス) id: 7ee9cc8e34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - すごくおもしろいです！ (2020年3月6日 22時) (レス) id: 0c51310dc0 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - お疲れ様ですもう原作に追いつきますか('()')早い。見ててワクワクして楽しかったです!無料で読めるなんて作者さんに感謝です(占ツクを作ったh((((まぁいいか)これからも頑張ってください。私も勉強とか習い事がんばります。長々すみません！ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 更新お疲れ様です〜！派閥5人組の絡みも好きですし、地味に仲のいい障子君との絡みも好きでした。AnotherStoryも楽しみです…！話に出てくる作者様のオリジナルキャラが増えそうな予感…？覚えられなさそうですが、楽しく読ませていただきます！ (2020年2月26日 22時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月22日 18時
