124話 ページ25
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私たちの演奏も無事終え後片付けをした
終わった人から文化祭をまわって良いとのこのことなので出来るだけ早く片付けたつもりなんだけどやっぱりバンドチームは時間がかかってしまった
早く文化祭をまわりたくて教室に戻ったけどいつものメンバーはいない
もしかして私 置いていかれた…？
メンツがメンツだから片付けが終わるのを待っていられなくて先に行ってしまった可能性は否めない
流石に一人でまわるのはしんどい
がっくりと肩を落としているとドアが開く音がした
「あ 爆豪くんだ」
多分 爆豪くんも楽器の片付けが終わったばかりなんだと思う
また少し汗をかいているように見える
「てめえ 一人で何してんだよ」
シャツをグイッとして首元の汗を拭いながら相変わらずの敵顔で私に聞いてくる爆豪くん
「おいていかれちゃった」
私の答えに爆豪くんも顔を顰めた
多分 一緒にまわるつもりだったんだと思う
私も爆豪くんを含めて五人で文化祭をまわると思ってたからびっくりだ
でも こうなってしまったらしょうがない
「爆豪くん 二人で文化祭まわろ？」
「チッ…」
舌打ちしながらも断らない爆豪くんはやっぱり素直じゃないなあと思いながら一緒にまわってくれることに感謝する
事前に配られたパンフレットを鞄から取り出してポケットに入れた
「準備万端 行こうかっちゃん」
「かっちゃんて呼ぶなクソアマ！！！！」
「きゃー こわーい」
爆豪くんの手を取って教室を出る
なんだかんだ爆豪くんは私の手を振り払わないでいてくれるあたり優しい
でも助けてほしい時 最初に手を伸ばしてくれるのは爆豪くんなんだからそれくらい責任を取ってもらわなきゃ困る
「どこいきてぇんだよ」
「うーんとね…」
ある程度 人がいる場所に出ると出し物がいっぱいあって何から回ったら良いか分からなくなった
私はポケットからパンフレットを取り出して何があるか確認する
「あ 和風カフェ行きたい」
「どこだよ それ」
「２ｰＣ教室」
私が行きたいところを言えば付き合ってくれるようでズンズンと歩き出した
一人で進んでいるようだけれど私がはぐれないように時折チラっと確認してくれる
以前 昼休み中にマスコミが押し寄せて食堂がパニック状態になったことがある
その時 私は見事にはぐれてしまったことが原因かそれ以降爆豪くんは歩くペースを私に合わせてくれるようになった
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三毛猫 - 轟くん相変わらずイケメン(^^)頑張ってください (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 大好きな作品です。更新これからも待っています。頑張って下さい！ (2020年2月22日 11時) (レス) id: c612da49fe (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - すごい、面白い。やばい。頑張って下さい。 (2020年2月22日 5時) (レス) id: 199549db1c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 廃人さん» 聞いてみました！本当に似ていて驚きました笑 今後の展開と一部被ってたりもして…汗 (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 三毛猫さん» 重ね重ねありがとうございます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月16日 21時
