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56話 ページ7

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気がつけばもう夏休みには突入し

来たる今日は林間合宿当日



校門の前にはA組とB組が各クラスに別れて集合している




「B組 なんとなく人少なく感じるよね」

「1名 推薦で合格された方が辞退して今は1クラス19人らしいですわ」




推薦を蹴るだなんて心底腹立つ奴だ

来るつもりがないのならば推薦試験を受けないでほしかった

ここにいない誰かにイライラとするのはむだな気がして気分転換のために深呼吸した




「あ 物間くん発見」

「喧嘩売られるだけだから行くなよ」

「分かった」



話しかけに行こうとしたら瀬呂くんに止められてしまったから大人しく諦める


やっぱり地球温暖化というだけあってすごく暑い とにかく暑い


持ってきた水も温かくなってしまった


まだ開けてないけど飲む気が失せる




「爆豪くん 水いる?」

「? あぁ」


顔の高さにペットボトルをあげて爆豪くんに聞けばあまりの暑さに爆豪くんは素直に答えてくれた


「はい」と爆豪くんに水を渡せば凄い勢いで半分まで飲み干した


相当 喉が乾いていたんだろう




「ってこれ 温かくなってるじゃねえか!」

「だからあげたの」

「死ねクソアマ!!!!!」




手のひらで爆発を起こす爆豪くん


近くにいると爆発で起こる熱が熱かったので切島くんの影に隠れる

「おいおい」と呆れて笑いながらも ちゃっかり匿ってくれる切島くんの好意に甘えながら爆豪くんの怒りが収まるのを待った



.







しばらくすると2台のバスが到着した


片方のバスに乗り込んでいく物間くんに手を振りながらA組のバスに乗り込むと冷房がガンガン効いていた



爆豪くんはズンズン進んで一番奥に座るものだから私達も追いかけなければならなくて一番奥のシートにぎゅうぎゅう詰めになって5人で座った




「てめぇら!どっか行けよ!!」



ダムダムと足を鳴らす爆豪くんの腕に上鳴くんが抱きつく



「いいじゃ〜ん!」

「仲良くしようぜ爆豪!!」

「月躬弖もそう思うよな?」



瀬呂くんに話を振られたから私も便乗してみようと思う



「友達なんだからいいでしょ?


____________ かっちゃん」



お決まりの「かっちゃん」ネタでイジればピキリと音を立てて青筋を浮かべる爆豪くん




「って緑谷くんが言ってた」


「おい!クソデク!!!!!」


「ちょっと月躬弖さん!?!?」




割と本気で怖かったので緑谷くんに罪をなすりつけた


ごめんね緑谷くん

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ここね(プロフ) - めっちゃよくできてる話ですね!すごく感動するし、夢主ちゃん強くて好きです!笑 (2020年2月24日 1時) (レス) id: 43fbbe1d59 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» すっかり忘れていました汗 ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月16日 16時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 続編あったのですね!前作とリンクは繋げないのですかっ サクサクと読めつつ主ちゃんの活躍が多いのが良いです!更新頑張ってください! (2020年2月16日 15時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - まんとひひ。さん» ありがとうございます! (2020年2月16日 10時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
まんとひひ。(プロフ) - ばぐさん» いえいえ!応援しております! (2020年2月16日 10時) (レス) id: 102958615f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ばぐ | 作成日時:2020年2月12日 21時

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