93話 ページ45
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ギャングオルカがいる方を向くと話が終わるまで待ってくれていたようだった
そして私のことをじっと見つめてくる
「この実力差で殿一人とは…
＿＿＿＿＿＿＿＿ 随分舐められたものだ」
カッコつけて私が応戦するなんて言ったけど実際私に戦略などない
元から私は考えるのが苦手なんだ
こうなったら使えるものは全部使ってやる
「バリア系の個性の人いない！？」
夜嵐イナサと轟くんのせいで近づけなかった他校の生徒に呼びかける
「それなら俺に任せろ…！」
「私もある程度の強度なら作れる！」
救出試験ということもあり他校の生徒も協力してくれた
有難いことにバリア系の個性持ちが二人もいるからなんとかギャングオルカの超音波も凌げるだろう
「私が合図を出したら出来るだけ広範囲にバリアを張って！強度はそこまでなくてもいい！とにかく広範囲にお願い！」
｢｢ 了解！｣｣
まだ人数が足りない
ギャングオルカと応戦するなら最低10人は必要となるからとにかく人を集めたい
「近接戦得意な人！出来れば格闘系の個性持ちだと助かるんだけど！！」
呼びかければ15人程が駆けつけてくれた
これならそれなりに応戦出来るだろう
集まってくれた人たちに指示を出して各自ギャングオルカの手下と応戦してもらうように伝える
「私が1人でギャングオルカと応戦する！
合図を出したらバリアの2人以外は出来るだけ下がって！一気に高圧の電力を流す！！
それじゃあ 行こう！！！！」
｢｢｢｢｢｢ おうっ！！！！！！｣｣｣｣｣｣
全員 初対面だけど忠実に従ってくれるからとても助かる
さすがヒーロー志望というだけあって皆それなりの戦闘力を持っている
私の行先を拒もうとするギャングオルカの手下を着実に仕留めて私に道をあけてくれる
＿＿＿＿＿＿＿後でお礼を言いに回ろう
「来たな…お前が大将か」
「貴方がラスボスですねギャングオルカ！」
職場体験でミルコさんに教えて貰った回し蹴りをギャングオルカに放つ
腕で防がれてしまったけど間髪入れず立て続けに攻撃を続ける
相手はNo.10のプロヒーローだ
ターンが向こうに回ってしまったら私は秒殺されてしまう
とにかく相手の間合いの中で攻撃を続ける
「その程度の実力で私と戦おうだなんて
＿＿＿＿＿ 考えが甘いんじゃないか！？」
ギャングオルカが私の脚を掴んで空中に投げ飛ばした
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ここね(プロフ) - めっちゃよくできてる話ですね！すごく感動するし、夢主ちゃん強くて好きです！笑 (2020年2月24日 1時) (
レス) id: 43fbbe1d59 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» すっかり忘れていました汗 ありがとうございます！頑張ります！ (2020年2月16日 16時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 続編あったのですね！前作とリンクは繋げないのですかっ サクサクと読めつつ主ちゃんの活躍が多いのが良いです！更新頑張ってください！ (2020年2月16日 15時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - まんとひひ。さん» ありがとうございます！ (2020年2月16日 10時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
まんとひひ。(プロフ) - ばぐさん» いえいえ！応援しております！ (2020年2月16日 10時) (レス) id: 102958615f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月12日 21時
