88話 ページ40
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コスチュームに着替えて再集合すると結構皆コスチュームが改良されていた
私は手袋の素材がより熱に強い物になったくらいで見た目の変化は何もない
「…サングラス」
上鳴くんの改良されたコスチュームに追加パーツとしてサングラスが増えている
私のアイデンティティだったはずのサングラスがまさかの被ってしまったのだ
落ち込んでいる私を見て瀬呂くんがケラケラと笑っているけど私は何も笑えない
「え！？そんなに嫌だった！？ねぇ！！」
「…別に気にしてない」
「いや気にしてるよね！？分かるよ！？」
そんな私を見て驚愕する上鳴くんはうるさいので放っておいた
｢ねえねえ｣と泣きついてくる上鳴くんが邪魔だったので頭をボムボムと叩けば切島くんが助けてくれた
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そんなこんなで時間が経つと試験を受ける全員が集まったようでスーツを着た偉そうな人が前に立った
「それでは一次試験の説明をします
簡単です1人3つ常に露出している場所にターゲットを装着してもらいます
1人6個ボールを与えるので2人脱落させたら勝ち抜けです
3つターゲットが当たって点滅した瞬間脱落で3つ目を当てた人が1人脱落させたという事になります
ヒーローには迅速な動きが求められます
この試験は1540人の中で先着100名のみ通過できるとし100人となった瞬間 試験を終了します」
実例ありの説明を受けた
1540人もいるのに通過出来るのは100人
想像以上にシビアなテストだ
「スタート地点は学校別に誘導するので係員の指示に従ってください」
恐らく同校同士での潰し合いは無いと仮定しているのだろう
まあ普通はしない そんなこと
「勝ち抜けか〜 俺大丈夫かなぁ…」
「みんな！前向きに考えよう！全員で協力すれば大丈夫だ！」
なんていうか基本的には団体戦って感じだ
まとまって動いた方が安全だろうし確実にポイントを取っていきやすい
＿＿＿＿＿＿＿＿ だけど
「…最初に狙われるのは私達」
私達は体育祭のおかげで個性も戦法なんだったら弱点も知られている
圧倒的に不利な状態だ
筒抜け状態とはまさにこの事
係員に誘導されてたどり着いたゲートの前で私は軽く柔軟をした
私の必殺技…というか新技はここでお披露目するのが一番有効活用できる
訓練の成果を出せるように頑張ろう
そして試験開始のブザーが鳴り響いた
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ここね(プロフ) - めっちゃよくできてる話ですね！すごく感動するし、夢主ちゃん強くて好きです！笑 (2020年2月24日 1時) (
レス) id: 43fbbe1d59 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» すっかり忘れていました汗 ありがとうございます！頑張ります！ (2020年2月16日 16時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 続編あったのですね！前作とリンクは繋げないのですかっ サクサクと読めつつ主ちゃんの活躍が多いのが良いです！更新頑張ってください！ (2020年2月16日 15時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - まんとひひ。さん» ありがとうございます！ (2020年2月16日 10時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
まんとひひ。(プロフ) - ばぐさん» いえいえ！応援しております！ (2020年2月16日 10時) (レス) id: 102958615f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月12日 21時
