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妃旗side
大規模侵攻から数日が経った
B級のランク戦が始まったこともあってランク戦ブースは混みあっている
ちなみに私はある人とランク戦をやりたくて来ていた
辺りを見渡すけれど姿は見つけられない
残念だけれど帰ろうと思い引き返そうとした時聞き慣れた声が私のことを呼んだ
声の先を見ると米屋と緑川と荒船さんそして白髪の背が小さな男の子もいた
米屋と緑川はともかく荒船さんがいるのは珍しくて驚いた
「また人が増えた」
彼らのもとに向かうと白髪の男の子が私を見てそう言った
どうやら私のことを知らないらしい
メディア出演しているわけではないから仕方がないことだ
「冬島隊の妃旗A どうぞよろしく」
「どもども 玉狛第二の空閑遊真」
軽く握手をしながら自己紹介をした
彼が例の黒トリガー持ちの近界民
名前は日本人らしくてギャップが凄い
「玉狛第二って荒船隊に勝ったとこ？」
「そーそ！お前ちゃんと
「…だってB級だし」
見たところで大して収穫はない
そこまでは言っていないけど大体通じてしまったようで荒船さんに首を絞められる
トリオン体だから苦しくはないけど絵面があまりよろしくない
そんな私たちを見ながら空閑は首を傾けた
「キハタ先輩は強いのか？」
私のことを今の今まで知らなかった空閑からしたら疑問に思っても不思議ではない
少し緩んだ荒船さんの腕から脱出して乱れた髪を整えた
緑川はケラケラと楽しそうに笑っている
「妃旗は
「ムカつくけどな」
米屋とちゃっかり説明してくれた
荒船さんは悔しそうに私を見ている
空閑は私の腰元に携えられている弧月をジッと見つめた
「あー…妃旗は二刀流なんだよ」
「ふむ ぜひ戦ってみたいな」
楽しそうに空閑はそう言った
まぁ弧月二刀流は私と太刀川さんしかいないから珍しいんだろう
私もランク戦をしようと思って来たわけだし断る必要が無い
「じゃあ何本がいい？」
「え〜！ずるい！俺もA先輩とランク戦やりたいんだけど！！」
「緑川はその次ね」
ギャーギャー騒ぎながら私の腕に絡みつく緑川を剥ぎながら空閑の答えを待つ
ニヤリと笑いながら｢10本で｣と答えた空閑
まさかの出会って3分で私たちはランク戦をすることになった
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ばぐ(プロフ) - 海宙さん» 海宙様お久しぶりです！私もワートリ再熱して書いてしまいました笑 ありがとうございます！今日も一日頑張ってください！ (2020年11月5日 5時) (
レス) id: 16d499b4b1 (このIDを非表示/違反報告)
海宙(プロフ) - まって！今ちょうどワートリ再熱してるんですけど、ワートリとばぐさんとか最高すぎん？って感じです！今まだ読んで無いんですけど絶対読むので読んだらまたコメントしますね！あーー楽しみ！生きる糧にして取り敢えず明日の学校頑張ります！ (2020年11月4日 22時) (レス) id: c037788408 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - おかかのおにぎりさん» ありがとうございます！そんなふうに言ってもらえて嬉しい限りです！前々からワートリの作品を書きたいと思っていたので本当に嬉しいです！これからもご愛読よろしくお願いいたします！ (2020年10月16日 5時) (レス) id: 16d499b4b1 (このIDを非表示/違反報告)
おかかのおにぎり(プロフ) - ばぐさまの作品全て読ませて頂かせてます！どの作品もとても大好きな神作者さんがとても大好きなワートリの小説を書いてくださるなんて感無量です！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年10月15日 21時) (レス) id: 64b2331bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年10月8日 20時
