14話 ページ15
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あまりにも唐突に攻撃を仕掛けられてしまって受身を取り切れなかった
髪は軽く燃えてしまったようで焦げくさい
毎日 手入れしているのに台無しだ
「なんで避けてんだよ くそがァ！！」
「いや 避けなきゃ死んじゃうから」
「じゃあ死ねぇ！！！！」
さっきから随分と物騒な言葉のオンパレードにさすがの私も笑うことしか出来ない
死ねと言いながら次々と襲いかかる爆豪くんの攻撃を受け流しながら爆豪の体力が尽きるのを待つつもりだったけど…
「長時間戦になれば俺が優位なんだよ！」
とのことらしい
確かにさっきから火力は上がり続けている
攻撃を受け流しているだけじゃ現状は何も変わらないのだろう
私から攻撃を仕掛けなければならない
「面倒なことはしたくないなぁ」
「あぁ！？なんつったてめぇ！！」
爆豪くんは気性が荒すぎて最早会話をすることさえ出来ない
本当にヒーロー志望なのだろうか
「太陽放出 300W！！」
先程 屋外で吸収した太陽光と爆豪くんの攻撃を吸収した熱を掛け合わせて合計300W
全てのエネルギーを熱に変えて右手に集中させて爆発を起こす
爆豪くんの見様見真似だけど割と上手くできた気がする
元は光を集めての攻撃なのでとにかく眩しい
自分の個性だけどやっぱり眩しい
サングラスしてて良かったなんて思う
爆豪くんは熱と光の攻撃を真正面で食らったおかげでまだ動けていない
それにこの眩しさだ
目を開けることすらままならないだろう
今が絶好のチャンスだ
爆豪くんが弱っている隙に立て続けに蹴りや殴りを仕掛ける
これくらいで倒されてくれるほど爆豪くんは弱くない
私の気配を察知したのか完璧にではないけれど私の攻撃を受け流している
「それ 私の流し技なんだけど」
「てめぇも俺の爆発パクっただろうが！！」
爆豪くんは私の流し技を見様見真似で習得してしまった
自分で言うのもあれだけど私独自の流し技はかなり上級レベルだと思う
それを習得するとか学習能力高すぎだ
けれど私も負けていれない
「足元 ガラ空きなんじゃない？」
「っ！？！？」
思いっきり足を引っ掛けて重心が崩れた爆豪くんの腕を思い切り引っ張っる
「よいしょっ！」
「うおっ！？！？」
最大限の力を使って爆豪くんに背負い投げをお見舞いした
そして腕をぐっと押さえつけて闇を操って拘束した
その瞬間 ブザーが鳴り響いて私の勝利が告げられた
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名無し - もうめちゃくちゃ好きです！！！！！（大声） (2020年3月2日 2時) (
レス) id: b192d8cc99 (このIDを非表示/違反報告)
朔月 - 夢主と轟が同率１位なら爆豪は三位になるのでは？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
巻 - 夢主かわいいかよ (2020年2月23日 21時) (レス) id: b1b8613275 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» 暖かいコメントありがとうございます！夢主様がヒーローデビューするまでしっかりと見届けたいと思っているので続編ともに今後もご愛読よろしくお願いします！ (2020年2月15日 8時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 主ちゃんの派閥妹感すごいかわいいです…。頑張って強くなって、良いヒーローになってほしいです！更新頑張ってください。続きが楽しみです！ (2020年2月15日 0時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月9日 11時
