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XJ『あ、もしもし。A？』
「そうだよ、どうしたの？」
XJ『今日のお礼言おうと思って、笑』
シャオの声が耳元で聞こえて、少し恥ずかしい。
ていうか、普通にカトク送ってくれたらいいのに
わざわざ電話かけてくるって、律儀かよ！
「カトクでも良かったのに、なんで電話？」
と、つい気になってしまい聞いてしまった。
言ってから、少し感じ悪かったかな。
と考えたけどシャオは気にした様子もなく、
XJ『あ、俺 文字打つの遅くてさ。』
XJ『電話の方が、はやく要件伝わりそうで。』
と、答えた。
なるほど、シャオは電話派ね。
XJ『今、時間大丈夫だった？』
「え？あぁ、全然大丈夫！」
XJ『よかった、女の子に電話かけるのとか初めてだから 笑』
「...初めて？わたしが？」
XJ「うん。あんま女子と関わらなかったから 笑」
「へぇ、そうなんだ！」
女子と電話なんてしたことがないのに、
私にはかけてくれるのが何故か嬉しくて、
しばらくニコニコしながらお喋りをしていた。
途中で、私は忘れていたことを思い出した。
「ねぇ、シャオ！」
XJ『ん、どうしたの？』
「明日、前髪上げてくるの、、？」
XJ『あー、迷ってる。』
「ぜっったいやめて！！おねがい！！」
XJ『...なんで？』
電話越しに戸惑っているシャオが想像出来る。
「だって、あんなにシャオがかっこいいのに。。」
「周りの子たちがシャオに惚れちゃうじゃん...」
顔が見れないから、正直な気持ちをぶつけると、
数秒後に笑いが聞こえてきた。
XJ『ははっ、そんな心配してくれてるの？笑』
XJ『第一、モテないから安心して？』
「無自覚なの？その顔！」
「前髪、とりあえず明日はあげてこないでね！」
XJ『うん、そこまで言うなら。笑』
「前髪で目、隠れるようにしてね？」
XJ『うん、分かってる 笑』
そんなふうに念を押していたら、オッパが
ご飯できたよ、
と部屋の前で声をかけてきた。
「ごめんね、ご飯食べてくる...」
XJ『俺もそろそろ食べなきゃ...』
「ばいばい、また明日ね。」
XJ『うん、また明日。』
そう言って、電話を切った。
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ほのか(プロフ) - ホントにきゅんきゅんですやばいです。早く続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年3月27日 2時) (
レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - ほんとにキュンキュンし過ぎて心臓痛いです……更新楽しみにしてます！ (2021年3月21日 21時) (レス) id: c1c019360c (このIDを非表示/違反報告)
Nana(プロフ) - シャオがかっこよすぎる、、更新楽しみすぎます！あ、新規には優しくしていただけると嬉しいです笑笑（謎すぎ） (2021年1月24日 18時) (レス) id: f62dc66914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひょな | 作成日時：2021年1月21日 22時
