佰弐拾弐 ページ30
8日目
皆で集まった後に今日は誰が私と居るかみたいな戦いが始まって
しのぶちゃんと蜜璃ちゃんと一緒に居ることになった
「まずはAさんのお屋敷の掃除からですよね!」
そう言ったしのぶちゃん達と家の掃除や引越しの準備をした
「AちゃんAちゃん!これ何?」
『あっ、それは駄目………!』
「開いちゃった…………………………ってこれは!!」
「Aさん…………柱や隊士の皆さんに貰った物を宝箱に閉まっていたんですか…!」
「きゃーっ、Aちゃん可愛いわっ!キュンキュンしちゃった
懐かしい物も入ってる………」
私の宝箱を開けられた挙句可愛い可愛いと何度も言われて恥ずかしかった
ある程度片付いたあとは皆で蜜璃ちゃんに習ってお料理をした
どれも美味しいものばかりでまた作りたいと思ったけれど、思い出してしまったら嫌なのでメモはとらなかった。
日が暮れ始める時にはやることも無くなり、3人でお茶を飲みながらお話していた
「…………どんなに楽しくても、Aちゃんは忘れちゃうのよね
寂しいなぁ…………」
「引越し先も教えてもらうことは出来ないんですか?」
『…………………うん、なるべく思い出したくはないんだ』
「そっかぁ……………、でもでも絶対私はAちゃんとまた会える気がするの!」
「というか無理やりにでも会いに行っちゃいますよ」
そんな話をしたりしてその日は別れた
また会えたらお友達になろうと、ゆびきりもした
帰ったあとはいつものように愈史郎が作ってくれたご飯を食べて、珠世さんとお話しながら頼が起きるのを待って
愈史郎と同じ部屋で夜を過ごす
『愈史郎』
「どうした」
『離れたくないなぁ』
「……………………俺も出来ることならそばに居たい、早く寝ろ明日も出かけるんだろ?」
『うん、明日はね
悲鳴嶼さんと不死川と一緒に探検するの
猫スポットを探したり、カブトムシ取ろって言ってたよ』
「そうか、茶々丸を連れて行っても良いぞ」
『ほんと?そしたら悲鳴嶼さんも喜ぶなぁ……
ありがとう愈史郎』
1枚の布団で2人で寝る
この時間が1番落ち着く
私も家族のように貴方が大好きだよ愈史郎
ーーーーー
ーー
『………………ん、はなれ、ないで……』
寝言か、?
「離れて行くのはお前の癖に」
離れるなよ………A……
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霞(プロフ) - 感動しました…!ちょっと、泣いちゃいました笑 (8月13日 23時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
karion(プロフ) - 自分は飽き性なので最後まで読む事は滅多に無いのですが、久しぶりに最後まで飽きずに読めました!とても面白くそしてとても感動しました..めちゃくちゃ泣きました‼︎素敵な作品をありがとうございます‼︎‼︎ (5月16日 22時) (レス) @page50 id: d59aca9a13 (このIDを非表示/違反報告)
りおん(プロフ) - 本当にずっと涙が止まりません…何回でも何百回でもこの作品をこの1人の少女の人生を必ずみにきますね!!!この作品を作ってくれてありがとうございました!!! (2022年8月12日 6時) (レス) id: db88a71968 (このIDを非表示/違反報告)
アマリス(プロフ) - しのぶさん、本当最低だな。無一郎の奴も、主人公と和解すんな!!お前らにはその権利はねぇんだよ💢と思います。夢主さんは、すぐに記憶無くなったらすぐに鬼殺隊辞めるべきだったんですよ!!私は和解ENDなんて認めません!! (2022年5月23日 21時) (レス) @page46 id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんちゃん - 素晴らしい作品に出会いました、この世にこの作品を生み出してくれて本当にありがとうございます。記憶がなくなる感情とか辛さとか引き込まれる文章ばかりで涙が止まりません。今から読み返します。 (2021年5月7日 1時) (レス) id: a2bdeb07de (このIDを非表示/違反報告)
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