派手な柱の本命継子〔鬼滅の刃〕

83日目 ページ46

遊郭ってどんなとこなんだろう……？

私は天元にメイクをして貰いながら考える

『ねえ天元……大丈夫？』

「あぁ？」

『私の顔ぐちゃぐちゃじゃない？』

「男に喰われねぇようにだバァカ……」

私食べられるの？

どういうこと？そういう場所なの？

「あんな、遊郭ってのは

_________」

『！？』

「_______________」

『_____！？』

「______そういうことだ、わぁったか」

想像以上に生々しい話だった

遊郭……怖い……

『やだやだやだやだ！私食われたくない！天元んんんんっ……』

「だからお前の顔を気持ち悪くしてやってんだろうが」

『めいいっぱい気持ち悪くしてね！！！！』

ーーーーーー

……着いた

天元と手を繋ぎながら歩く

ここは……なんか嗅ぐだけで酔いそうなくらいクラクラする匂いだ

天元の顔を見るとメイクも何もしていないから物凄く格好良かった

「いやぁ

こりゃまた……

不細工な子達だね……」

みんなの顔を見たら笑いそうになったから我慢して前を向く

「ちょっとうちでは……

先日も新しい子入ったばかりだし悪いけど……」

天元の顔を見るおばさん

「まぁ1人くらいならいいけど」

「じゃあ1人頼むわ

悪ィな奥さん」

わかります、天元かっこいいもんね

「じゃあ真ん中の子を貰おうかね
素直そうだし」

「一生懸命働きます！」

炭子就職決定した

……他のお店に移動中

「ほんとにダメだなお前らは

ニ束三文でしか売れねぇじゃねぇか」

「俺アナタとは口の利かないんで……」

仲悪いなこの2人

「女装させたからキレてんのか？

何でも言うこと聞くって言っただろうが」

急に善逸の方を振り向いたから私の目の前に天元の肌がっ……

着崩してるからっ……やばい……

「……変態か」

『違うもん！』

「オイ！なんかあの辺人間がウジャコラ集まってんぞ！」

ざわざわとする人影を覗いてみる

「あー

ありゃ花魁道中だな

ときと屋の鯉夏花魁だ」

うわぁ…………キレイな人……

めちゃくちゃ可愛い

「一番位の高い遊女が客を迎えに行ってんだよ

それにしても派手だぜいくらかかってんだ」

めちゃくちゃキレイ……引き込まれそう

「嫁！？もしや嫁ですか！？

あの美女が嫁なの！？あんまりだよ！！三人もいるの皆あんな美女すか！！」

口の利き方直ってる……素晴らしい子ね貴方

また喧嘩が始まる善逸と天元

「歩くの遅っ

山の中にいたらすぐ殺されるぜ」

呆れる伊……今は猪子か

めちゃくちゃ後ろから見られてるけど…

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