派手な柱の本命継子〔鬼滅の刃〕

71日目 ページ32

『っ…………はぁっ……はぁっ』

なんだ今の夢

……悪夢だ

窓を見るともう暗くなっていた

「…どうした？」

『……天、元』

「……出てけっつーんだろ、わぁってるよ」

いつの間にか私のベッドに潜っていた天元が離れて部屋を出ようとする

『行かないで………………』

「あ？なんか言ったか？」

『……何も言ってないよ』

「言っただろ？」

『言ってない！』

「言ったよな！？」

『………………』

「ほら、正解だろ？俺は神だ！！

何でもおみとうしだ馬鹿野郎……なんだ、派手にぶちまけてみろよ」

私は泣きたいのを堪えて笑顔を作った

『本当になにも言ってないってばー！』

「……そうかよ」

天元が部屋から出ていく

『………………………………………………』

私の顔から笑顔が一気に消える

『…………………………行かないで、天元……』

バンッ

「ほら、やっぱ言ってたじゃねぇか！

ほんっとお前地味だな……隠すなってのによ」

扉を壊すぐらいの勢いで開けて私の前に来る天元

「どうしたんだ？離してみろよ」

『…………ぁ、あのね』

見た夢のこと、

もう何も失いたくないこと

守りたいもの

強くなりたいこと

全部天元に話した

「俺はどこにも行かねぇよ、

何で勝手に殺すんだ阿呆っ！いいか、よく聞け


俺は神だ！！！！派手を司る神！祭りの神だ！！

お前を守る神でもある！

もう一度言う、俺は神だ」

この人自分の事神だって4回も言ったよ……

大丈夫か？

「お前が死ぬまで俺は死なねぇよ…！

どこにも行かねぇ、約束する

わぁったか？1人でなんでも溜め込むな、俺様が着いてるだろうが……

お前は1人じゃねーんだ」

『っ、天元っ………

もう1つ、

私、実はね………________________

___________』

「襲ってもいいか、いいよな」

そう言って私を押し倒す天元

『なんで、真顔なんだよ……！！

怖い！！』

「大丈夫だ、力抜けよ

優しくしてやるからな……」

『……言わなければ良かった！！！』

「愛してる」

『…………っズルい、反則』

「そりゃお前だ、馬鹿野郎……」

ーーーーーーーーーー
天元side

ズルいのも反則なのもお前だよ

本当に派手にやっていいって事だよな？

_私、実はね……本当は天元の言った通り期待してた、変態は私だったの___

派手にぶちまけすぎだ馬鹿野郎……

してる時の俺の事を見るこいつの顔は催淫以上に効く

さっすが俺の継子

誘い方がわかってんな…

「………派手で良いじゃねぇかよっ」

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