【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 4

鈴の音 2 ページ10

OS｢そういえば他のプレゼントは開けないの?｣

オーシャンの1言でケーキを頬張っていたAとオーシャンとギデオンがプレゼント開封をまた始めると明らかにアップルとジャックがそわそわし始めた

MF｢落ち着きがないですね
アップルはともかくジャックはどうしたんです?｣
DM｢僕とジャックでAのプレゼント用意したんだ｣
JH｢喜んでくれれば良いけど…………｣
MF｢成る程……｣
EF｢…………もしかして…｣
AP｢私はLサイズのダッフィーだ｣
EF｢さっき聞いた｣
AP｢む…………そうだったな｣

ジャックとダルメシアのプレゼントとエイトフットのプレゼントとマルフィのプレゼントの大きさが同じ事に気がついたエイトフットとマルフィが目配せするとそれぞれ苦笑いをした

MF｢これは………もしかしたら……｣
EF｢俺の部屋がぬいぐるみだらけに………｣

遠い目のエイトフットの悩みをよそにAがメンバーのプレゼントを開けると目を輝かせた

『オーちゃん!オーちゃん!』
OS｢どうしたの?
わぁこれは可愛いね｣
『うん!
あれ?
マルフィとたこさんも一緒だ!』
OS｢皆考えることは一緒だね｣

Aとオーシャンの言葉に予想通りだったかとエイトフットとマルフィが頭を抱えた

『ダルとマルフィとたこさんのダッフィー!
ジャックのジェラトーニ!
あと………おっきいダッフィー!!!!』
OS｢こんなにおっきいとA埋もれちゃうねぇ｣
『ふぉぉぉ!
もふもふ
ふかふか〜』
JH｢ふぉぉぉって｣
DM｢可愛い……｣
AP｢………｣
EF｢おいっ
アップルが息してねぇ!!｣
MF｢余程嬉しかったんでしょうねぇ｣

幸せそうな顔をして倒れたアップルの回りを苦笑いをしながらメンバーが囲むと窓の外から軽やかな鈴の音が鳴り響いて来た

『鈴の音?』
OS｢サンタさんかな?｣
『サンタクロース!!?』
OS｢Aちゃんにプレゼント持ってきてくれたのかもね｣
『いっぱいもらったよ?』
OS｢他にほしいものは無いの?｣
『みんなでパーティーできたから大満足!』
OS｢う〜ん
欲がないねぇ…｣
『いいの
みんないっしょが1番!』
OS｢……そうだね｣

楽しそうに微笑んだAを遠くプロメテウス火山から眺める3人の影があった
3人は微笑むとゆっくりと指を高く掲げた

すると空から白い塊がいくつも降り注いだ

『あれ?
わぁ!
雪だぁ!!』
DM｢本当だ!｣
JH｢積もるかなぁ｣
AP｢素晴らしいwhiteX'masだな｣
EF｢生き返ったか｣
MF｢この降り方なら明日は少し積もっているところもあるかもしれないですね｣

好物は一番最後に→←鈴の音

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す