雨のちアトラクション13 ページ7
「皆さんこんにちは
ニューヨーク市保存協会が主催する
タワー・オブ・テラーのツアーへようこそ
ここホテルハイタワーにある貴重なコレクションはすべて
ホテルの創立者大富豪で探検家のハリソン・ハイタワー3世が集めたものです
1899年12月31日
ハイタワー3世はホテルで記者会見を開きアフリカの秘境で手に入れたシリキウトゥンドゥと呼ばれる奇妙な偶像を公開しました
そしてその夜彼は行方不明となりました
まもなく扉が皆さんの方へ向かって開きます
ハイタワー3世の書斎でタワー・オブ・テラーの謎について紹介した後秘密の倉庫へと皆さんをご案内します」
『楽しみだね
ジャック君』
JH「そっそそそ
ソウダネ」
EF「顔がひきつってんぞ」
タワー・オブ・テラーの一室に説明を聞いている満面の笑みのAとすでに青い顔をしたジャックとダルメシアそれを眺めるエイトフットとアップルとマルフィがいた
そしてハイタワー3世の書斎につくと少々部屋が暗いせいかAはエイトフットの腕を掴んだ
「こちらがシリキウトゥンドゥです
落下したエレベーターから見つかったのですが
ハイタワー3世は謎の失踪をとげました
それではここでこの謎の鍵を握る彼の最後の記者会見をお聞きください」
キャストが蓄音機の横についているノブを回すと音楽が流れ出しそれに続いて男性の声がいくつか響いた
「ハイタワーさん
ハイタワーさん」
「ハイタワーさん
それをどこで手に入れたんですか?」
「私は莫大な金をかけ命を危険にさらしてこのコイツを手に入れた
原住民の皆様方は手放すのを嫌がったがねぇ」
「ハイタワーさん
それは呪いの偶像だと言われていますよね?」
「はっ
呪いの偶像だと?
馬鹿馬鹿しい」
大勢の笑い声の後緑色の光が辺り一面を照らすと照明が暗くなりステンドグラスに描かれていた絵が変わった
『わぁぁぁぁ』
EF「しがみつくな!」
「シリキウトゥンドゥの呪いは本物だ!
これ以上先へ行ってはならん
私と同じ運命になるぞ
私の忠告を聞け!!
呪いは本物だ
シリキウトゥンドゥの目が!!!」
[バリバリッ
ガシャーン!]
「早く逃げろ
まだ間に合う」
ステンドグラスの中のホテルの一階部分が黒く映っていた
シリキウトゥンドゥに緑色の電気が走ったかと思うとシリキウトゥンドゥの中心部にある四角い所へ骸骨のような顔が映りハイタワー3世の声で語りかけた
その声が消えるか消えないかのタイミングでシリキウトゥンドゥの目が動きニヤリと口角を上げると笑いながら消えた
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ダンボール - まってました!!(#`∀´#) (2016年6月13日 16時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
ディズニー - 最高すぎる!!! バンバン投稿してくれると 嬉しいですっっ`∀´ (2016年4月28日 15時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - オリフラは外してください (2016年4月12日 21時) (レス) id: db2b138bbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばさ | 作成日時:2016年3月9日 23時