【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 2 (ページ48)

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風邪は移るものなのです 3 ページ48

その後Aの横から動かないダルメシアとジャックをエイトフットとアップルがうるさいと言いながら引き剥がし
マルフィの作ったお粥とアップルのすりおろしたリンゴをエイトフットとマルフィが少しづつ食べさせた

そして数時間後………

V｢おはよう諸君!
完全復活したぞー｣
EF｢うっせぇ黙れ!!｣
V｢嘘だろ!?｣
MF｢AにVの風邪がうつったんです｣
V｢そ…………それはすまないことをした
A大丈夫かい?｣
『えへぇ……………大丈夫……です』
JH｢Vのバカァァァァ!!
移すならエイトフットかじじぃにしろよぉぉぉ!!｣
AP｢おい｣
DM｢それかマルフィにしろよぉぉぉ｣
AP｢コイツらは人のことを何だと思っているんだ｣
MF｢私達の方がここまで酷くならなかったかもしれませんねぇ｣
EF｢うっせぇぞお前ら｣
『あたま痛い…………』

Aの一言で静かになった全員にエイトフットがため息を吐くとAの額に手を当てた

EF｢まだ熱いな｣
MF｢そんなにすぐに下がるわけが無いでしょう｣
V｢Aがこんな状態だから言いにくいが
時間だぞ｣
AP｢今日は誰が行くんだ?｣
V｢今日はマルフィとジャックとエイトフットに行ってもらおうと思ってたんだが
……………………無理そうだなぁ｣
JH｢僕行きたくない!!｣
MF｢私は行っても良いですが………｣
EF｢この手を剥がせるなら行ってやっても良いぞ｣
V｢無茶ぶりはよしてくれ｣
EF｢どっかの誰かは毎回やってんだろ｣
V｢う……………｣

Aの服を掴んで行かないと首を大きくふるジャックとAが握ったまま離さない手を少し上げて見せたエイトフットにVは頭を抱えるとアップルとダルメシアをチラリと見た

V｢その………………｣
DM｢僕も行きたくないぞ!｣
AP｢……………エイトフットが残るのなら行こう｣
JH｢いーかーなーいー!!｣
DM｢いーやーだー!!｣
EF｢駄々こねんな!!｣

行きたくないと駄々をこね始めた二人にエイトフットが怒鳴り付けるとその後ろにマルフィがゆっくりと立った
そしてマルフィの顔を見たジャックとダルメシアはビシリと固まると冷や汗を大量に流しカタカタと震え始めた

MF｢うるさいですよ
さっさっとじゃんけんでもして決めてください｣
JH｢はひっ｣
DM｢ひぃっ｣
EF(｢寒気が……
Aが目瞑ってて良かった…………｣)

その後じゃんけんで負けたダルメシアはアップルとマルフィに引き摺られながらリクルーティングへ向かったが全員が気が気でなかった為帰り際にVに鉄拳をくらった