【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 2 (ページ47)

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風邪は移るものなのです 2 ページ47

Aが眠った後も他のメンバーは飲み続けそのまま眠ってしまった

そして数時間後スキャターが電気を消した為真っ暗な部屋でAはむくりと起き上がるとキョロキョロとしソファーで寝ているエイトフットを見つけると腹によじ登り苦しそうに大きく息を吐くとエイトフットの喉元にグリグリと頭を擦り付けて強く抱きつくと目を瞑った

そして翌日の朝……………………

エイトフットが上に乗る重みと熱さに目を覚ますとAがゼィゼィと肩で息をしながら汗をかいて眠っていた
それを見たエイトフットは一瞬固まるとAの額に手を当て勢いよく起き上がるとジャックを蹴り飛ばしダルメシアを踏みアップルとマルフィを叩き起こした

EF｢マジかよ
おいっ起きろ邪魔だ｣
JH｢ぐえっ｣
DM｢ギャンッ｣
EF｢アップル!
マルフィ!｣
AP｢なんだ朝っぱらから｣
MF｢おや?
…………Vの風邪が移りましたね
………あぁ大丈夫ですよ
冷蔵庫からスポーツドリンクを持ってきてください｣
AP｢タオルと氷水を持ってこよう｣
『んぅ…………たこさん…………?
おはよぉ……………』
EF｢おぉ
はよ｣
DM｢A大丈夫?｣
『あたまくらくらする』
JH｢どうしよう｣
MF｢スポーツドリンクを持ってきてください!｣
DM｢ひゃいっ｣
JH｢はひっ｣
EF｢鬼の形相…………｣
『たこさぁん………』
EF｢どした?｣
『あたまぐらぐらして…………
おでこ熱い………でも寒い………』
AP｢ここまで酷いと苦しいだろう｣

涙目になったAがエイトフットに伝えると戻ってきたアップルがぬらしたタオルをAの額に当て首もとに保冷剤を包んだタオルを巻き付けAの頭をそっと撫でた
そこへポカリとアクエリアスを持ったダルメシアとジャックが飛び付くように駆け寄りペットボトルを差し出した

JH｢はいっ｣
DM｢大丈夫か!?｣
『えへへ…………大丈夫……です………』
EF｢どこがだよ｣
MF｢とりあえずエイトフット
Aをソファーに寝かして
A飲み物は飲めますか?｣
『はい………』
MF｢エイトフットとアップルとジャックあぁ後ダルメシアも
全員上着をください｣
JH｢汗かいてるから涼しくした方が良いんじゃないの?｣
DM｢こんなに上着使ったら暑いぞ?｣
AP｢汗をかいたほうが良いらしい｣
EF｢おい…………Aが手離さないぞ………｣
『行っちゃやだ』
JH｢不謹慎だと思うけど…………｣
DM｢可愛かった｣
AP｢…………うらやまし…………ん"ん"っ｣
MF(｢今何か聞こえた気が……｣)