【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 2 (ページ31)

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悲鳴の嵐にご注意を 5 ページ31

Aがしばらく2人の髪や頬をつついているとリビングの扉が勢いよく開きスカーが飛び込んできた

LS｢ダーリンとA聞いて聞いて～
今日はなんだかすごく調子が良いのぉ～｣
DM｢うげっ｣
『おはようございます』
LS｢あら?
マルフィ何でこんなところで寝てるの?
珍しいわね｣
『それがちょっと色々あって』
LS｢ふぅ～ん
まぁ良いわ～
ダーリンおはよぉ～｣
MF｢うぐっ｣

ソファーで寝ているマルフィの姿のエイトフットをチラリと見たスカーは勢いよくダルメシアの姿のマルフィに抱きついた
マルフィは突然の衝撃に少々前のめりになったがなんとか耐えるとスカーの頭を軽く撫でた

MF｢元気が良いのはかまいませんが
危ないですよ｣
LS｢……………!?
だっ!?
A!
ダーリンが撫でっ頭!!｣
『えっと
そのっ
あうわうぁ
ゆぅらさぁないでぇぇ』

ダルメシアに頭を撫でられほぼパニック状態になったスカーはAの肩を掴むとガクガクと揺らした
Aの声に先程まで寝ていたエイトフットが目を覚ますとAの頭を掴みため息をついた

EF｢やめてやれ｣
LS｢マルフィ?
そういえば今日は皆おかしいわねぇ
いつもだったら止めるのはエイトフットなのにアップルはさっきから顔色悪いし
ダーリンも珍しく逃げなかったわ｣
EF｢めんどくせぇな｣
LS｢まさかマルフィ熱でもあるの!?
いやねぇ～
Vも風邪引いたらしいしぃ～
A気をつけるのよ～?｣
『はぁい』
LS｢可愛いわぁ～｣
EF｢良いから離れろ
今日は休みになったんだから寝てろ寝てろ!!｣
LS｢マルフィ口悪いわよぉ?
ダーリンも何かイライラしてるし｣
EF｢はぁ?｣
MF｢少し良いかな?｣
EF｢なっ!?
っておいっ離せ!｣

スカーの言葉と共に真後ろに立っていたマルフィはエイトフットの襟を掴むと引き摺って行った

そして数分後2人が戻ってくるとエイトフットは舌打ちをしながらAをスカーから引き剥がし自身の膝の上に乗せると頬を引っ張ったり頭をグシャグシャに撫でたりと弄り始めた

『うぁぅ～
グシャグシャになるぅ』
EF｢……………お返しだ………さっきまでのな｣
LS｢ちょっと止めなくていいわけ?｣
JH｢これ状況説明した方が良いんじゃないの?｣
AP｢そうだろうな
スカー他のメンバーを連れてきてもらえるだろうか｣
LS｢え?
良いわよぉ
ちょっと面倒だけど待ってて～｣