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流「ほんましつこいねんアイツらさー」
あの場を離れてからしばらくして
流星くんが道の小石を蹴ってそう言った。
流「お前もさー、お人好しすぎやろ
Aずっと会話入らず一人やったやん」
望「いや、だって、」
流「望って意外と流されやすいよなー」
望「そんなことないわ」
眞鍋さんと加藤さんは学校内でも
一、二を争う美人って言われる。
小瀧は、2人みたいな人が好きなんかな。
流「望ってほんま面食いよな」
流星くんがそう言った瞬間、
場の空気が凍りついた。
望「…は？」
流「お前気づいてなかったかもやけど
眞鍋と喋ってる時めっちゃ鼻の下伸びてたで」
望「…なんやねんそれ」
小瀧が聞いたことないような怖い声で言った。
望「お前に何がわかんねん」
流「そら親友やからな」
望「…高校2年間しか一緒におらんやろ」
その言葉に、流星くんが「はあ？」と
また怖い声で返した。
流「なんでそんな冷たいねん」
望「…別に」
これは喧嘩だ。
だけど、2人をどう止めていいか分からなくて
ただただ立ちすくむしかなかった。
望「…っだいたいお前が…、」
流「…っ、なんやねん」
でも、さすがに小瀧が流星くんの胸ぐらを掴んだときは焦った。
「や、やめーや…」
望「……、お前も」
小瀧が私を見て言う。
望「お前も、流星の肩持つもんな」
「……」
小瀧を止めていた腕の力が抜ける。
望「……」
私はただただ小瀧を見つめるしかできなくて
小瀧は私を見て一瞬だけすごく悲しそうな顔をした。
そして、
望「…帰るわ」
それ以降何も言葉を発さず、来た道を戻ってしまった。
遠くなっていく背中を、私と流星くんは
また、見つめるしかできなかった。
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望月.(プロフ) - かみかえさん» ありがとうございます！！最後までお付き合い頂けると嬉しいです(；；) (2019年11月21日 10時) (
レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - rioさん» ありがとうございます！その言葉で支えられています(TT)これからも頑張ります！ (2019年11月21日 10時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
かみかえ - 大好き (2019年10月16日 0時) (レス) id: 1809e8188a (このIDを非表示/違反報告)
rio - ファイト！ (2019年10月6日 1時) (レス) id: 429f26e0ce (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - かみかえさん» 更新お待たせして大変申し訳ございません。これからも最善を尽くして更新して参りますので、応援お願いします。 (2019年9月23日 1時) (レス) id: 9bf1005519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月.
| 作成日時：2019年5月2日 6時
