社畜の俺が太宰さんに成り代わったら大変なことになった件について【文スト】

第四十六話 ページ46

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首「それで、本題に入るんだけどね」






そう、さっきまで息絶えていた首領さんが顎の下で手を組みながらキメ顔で言う。




そう、キメ顔で…






さっきまで、あんなにおマヌケそうな顔をしていたのに…






首「君、意外と口が悪いんだね」






A「へっ…！？なんで、心読まれて！？す、すみません、すみません、すみません…((」






こ、これが、世でいうサトリ…




絶対に、殺される…！！






そう、頭を下げながら泣きそうになるのを堪える。






首「殺しはしないよ」






A「えっ…？」






そう、驚きで顔を上げると、エリスさんが抱きついてきた。




その勢いに、おもわず、よろけて、尻もちをつく。






エ「安心しなさい！ダザイ！！」






A「へっ…！？」






エ「もし、リンタロウがダザイを殺したら、私が言葉でまたリンタロウを殺すわ！！」








……なんて、物騒な！！




まだ、12も満たない少女がこんな物騒な言葉を…






ほら、後ろで首領さん、泣いてるよ？




俺、殺す前にまた死んじゃうよ？






エ「まぁ、すぐに生き返るんだけどね」






A「ま、まぁ、生き返られなかったら困りますもんね…」






(※首領は亜.人種ではありません。)

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