社畜の俺が太宰さんに成り代わったら大変なことになった件について【文スト】

第四十一話 ページ41

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中原中也side






あれから病院に行ったけど、俺のどこにも異常はなかった。




マジか…熱？熱だったのか？




あれ以来、どんな仕事をやってもアイツの顔が頭によぎる。




オイオイオイオイ…ふざけんな、これって、少女漫画でよくある…((芥「中原幹部！！」






中「おぉ…どうした？芥川…」






突然、羅生門を発動させながら、マッハの速度でこっちに来た芥川に動揺しつつも、




その異変にぎもんに思う。






ただでさえ、顔色悪い野郎なのに、今はその倍以上青い顔をしている。




それに、汗もヤベぇし…




この速度は…






芥「どうしましょう！！」






中「お、おぉ…落ち着け…何があったんだ？」






芥「だ、太宰さんが！太宰さんが…！！」






中「あの青鯖野郎がどうしたんだよ」






芥「泣いてるんです！！」






……




はっ？






中「と、とりあえず、落ち着け、芥川！！」






そう芥川を落ち着かけると、一息つき、仕切り直す。






中「とりあえず、太宰の所まで案内しろ」






芥「は、はい！！」






あー、折角、「百億の名画にも勝るぜ」って言ってみたかったのによー。




…ていうか、アイツ、泣けたんだな。






(※本家の中也さんは少女漫画は読んでないと思います。多分。)

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