社畜の俺が太宰さんに成り代わったら大変なことになった件について【文スト】

第十六話 ページ16

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A「中島さん！これ、とっても美味しいです！！」






敦「そうですかー、なら良かったです」






あれから近くの居酒屋で唐揚げを頬張る俺。




それを微笑ましそうに見ている中島さんたち。






美味しい…






A「…((ﾓｸﾞﾓｸﾞ」






敦「(な、なんか可愛い…)」






中「(太宰が可愛く見える…だとォ！？俺もついに疲れで…明日、病院行くか…)」






前の時は、あのハゲ上司の残業のせいで、3食なんて絶対に食べられなかった。




食べられたとしたら、その日は命日。




それぐらい貴重なものだったのに…






まさか、奢ってもらえるだなんて！！






敦「(あ、花が周りに見える…)」






中「そんなに嬉しいのかよ、俺の奢りで飯食えることが…」






そう嫌味っぽく言われ、口の中にあるものを全て飲み込んでから、話す。






A「？？…はい！！俺…友達とか出来たことなくて…1人で食べるの寂しいし…それに…」






中「？？」






A「あのハゲ上司のせいでまともに飯も食えずに…マジで死ねばいいのに…((ﾎﾞｿﾎﾞｿ」






中敦「「(いきなり、どうした！？)」」

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