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るぅとside


昨日からAちゃんをみつけたことでずっとソワソワしている

だから気を紛らわすために莉犬とお出かけなうです

新しくできたショッピングモールにきてます


莉「ねぇねぇるぅちゃん!!あそこいこ!!!」


そう言って僕の袖を掴み走る莉犬

目的地は莉犬が好きなブランドの服屋さん


る「そんな走らないでくださいよ〜」




フワッ



すれ違ったときに感じたいい香り

僕が昔から知っている香りだ


莉犬の手を振り払いバッと振り返ると

そこにはAちゃんがいた


昨日の今日で色々展開が早すぎないか

僕は無我夢中で人混みをかき分け


Aちゃんの腕を掴んだ




『る、ぅと、、?』



懐かしい心地よい声



る「そうです。るぅとです」

『あっちいこう』


そう言って僕の腕を掴み

人が少ないベンチまで連れて行ってくれた



無言が続く

何から話そうか

君に伝えたいことが沢山ありすぎます



『久しぶりだね、るぅと』



沈黙を破ったのはAちゃんだった



る「お久しぶりです、」


『元気にしてた?』


る「、はい」



緊張して返事がぶっきらぼうになってしまう



『そんなに固くなんないでよ、笑』



そう言って困った顔で笑う君はなんだか大人に見える



「いや、Aちゃん大人になったなあって思ってたんです」


『そんなことないよ』


『るぅと、今じゃ有名人じゃん?私より大人になってると思うよ』


る「そうですかね、」


『うん。確実に成長してるよ。だってほら。赤髪のお友達できたっぽいし』


る「あっ」



完全に莉犬のこと忘れてた



る「あれは莉犬って言います。僕と同い年なんです」


『へぇ、そうなんだ。仲がいい友達で来たみたいで良かった』

『とりあえず彼呼んだら?』


る「あ、はい」



莉犬に向けて手招きをする

すると遠慮しがちに近づいてきた



莉「え〜っと、お取り込み中すみません、」


『いえいえこちらこそお買い物中お邪魔してしまって申し訳ないです』


莉「ちなみに、るぅとくんの彼女ですか?」


る「へっ!?!?」


『あはは笑、違いますよ。友達です』


莉「あっそうなんですね、失礼しましたあ」


『じゃあ、そろそろ失礼するね。またいつか会えたらその時話そう』



え?もういっちゃうの、?

連絡先すらも交換してないのにどうやって会えるっていうんだ


___

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設定タグ:stxxx , るぅと , すとぷり   
作品ジャンル:恋愛
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優華 - 更新してください!楽しみにしてます!(*^^*) (2022年6月5日 14時) (レス) @page24 id: d2c652474f (このIDを非表示/違反報告)
るりあ(プロフ) - 主様が書く小説が本当に大好きで他の作品も見させてもらってます(o^^o)るぅとくんの小説も凄く面白くて何回もループしてしまってます。。‼︎これからも主様の小説楽しみに待ってます!! (2022年2月1日 0時) (レス) @page17 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 更新楽しみにしてます(*^^*) (2021年11月25日 21時) (レス) @page15 id: fb0d5459be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゥヮキ | 作成日時:2021年9月24日 18時

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