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さとみside


『さとみ、じゃあベッドから出て朝ごはん食べよっか』

そう言って手を差し伸べてくれるA

その手を取り、動こうとすると

無機質なアレは俺の中で動く

「っん」

電源OFFでこれはちょっときついかも


___


椅子に座り用意されたトーストとスープを飲む

座っていたら特に問題ないかも


さ「今日もおいしい、Aありがとう」

『いいえ〜』


普通に会話ができるようになってきた

慣れてきたぞ

なんて心のなかでガッツポーズする


『ねえさとみ!今日買い物とかしたいんだけど、デートしない?』


で、でーと!!!とっても久しぶりのデートで気分が上がり快く了承する俺

俺ってホントちょろいなあ笑


___


『ねえさとみ!!!あれ今話題のお店だよ!!!』

なんて大きい目を珍しくキラキラさせるもんだから

「俺買ってくるからここ座って待ってて」

と言ってカッコつけてしまった

結構並んでるなあ思いながらと最後尾に並ぶ


やっと俺の番がきた

店「いらっしゃいませ〜」

さ「えっと、これとこれっんっ」

電源の入ったアレに驚いて少し前かがみになってしまった

店「お客様?大丈夫ですか?」

さ「え、っあ、はい」

さ「これっ、と、これ、ください」

なんとか持ち堪えた、、

アレの電源が切れたから、姿勢を正す

店「お待たせいたしました。こちらがハニーフルーツティーで、こちらがローズティーです」

受け取ろうとしたその時

ヴー

また電源が入り俺の中を激しく刺激する

危うく落とすところだった

後ろに並んでいる人たちには変な目で見られてとても恥ずかしいしちょっと嫌だ

電源が入ったまま俺はAの元へ歩きだす


さ「おま、たせっ」

『さとみありがとぉ!』

そう言ってローズティーを受け取るA

あんな事しといて、それだけ、??

隣に座ってAの左腕に俺の右腕を組む

さ「やだ、あれやだ」

ちょっと涙目になる俺

そんな俺にAは

『とか言って興奮してんじゃないの〜?』

と煽ってきた

ちょっとだけホントのことで言い返せない、


俺は拗ねて

買ってきたフルーツティーを一気に飲み干した



Aはそんな俺をニコニコ見つめているなんて知る由もなかった

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るりあ(プロフ) - 推し事お疲れ様でした!主様の小説大好きなのでこれからも読み直そうと思います!主様のペースで頑張ってください! (2022年8月3日 4時) (レス) @page45 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
ゥヮキ(プロフ) - ありがとうございます!笑 マイペース更新ですが気長に待っていてください🙏🏻 (2022年1月17日 1時) (レス) id: 74040b41e6 (このIDを非表示/違反報告)
るりあ(プロフ) - 夜中にこれでもかってくらい叫び散らかしました。。。この小説自分の好みドンピシャで死にました\(//∇//)\ 本当に終わってほしくない永遠に続いてほしい小説です笑笑 更新楽しみに待ってます(๑>◡<๑) (2022年1月16日 3時) (レス) @page41 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
こたろー(プロフ) - なんかこう…鞭とか体をせめるSじゃなくて精神的に来る感じがすごく好きです (2021年11月10日 17時) (レス) id: ecfb7366e1 (このIDを非表示/違反報告)
こたろー(プロフ) - この小説読んでS女に目覚めた僕… (2021年11月10日 17時) (レス) @page34 id: ecfb7366e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年9月22日 0時

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