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OMI side
長いキスの途中で Aはトントンと俺の胸を叩いて離れる
気持ち良かったのか、目はとろんとしていて
肩を上下に動かして息を整えてる姿が可愛くて堪らなくなる
『 ん … おみ、だめ っ 』
広臣「 … っ何で 、やめるの 」
『 先に、ご飯にしよ?せっかく準備したから 』
Aは最近俺を焦らすのが上手になった
初めは俺の押しに弱くて 何でも欲望通りに叶えてくれてたけど
逆にこうやって 焦らされると燃えるかもな
『 ちょっと待っててね、すぐ出来るから 』
広臣「 ん、わかった 」
スリッパをパタパタさせながらキッチンに立つA
エプロン姿が可愛くもあり、ちょっとだけ色っぽく見えるのは気のせいか
7日ぶりだから、いつもより倍綺麗に見える
ふと、テーブルに置いてあったAのスマホに通知が来ているのか見えた
亜嵐くんAちゃん、今度二人でメシいかない?
… よりによって、相手は亜嵐からで。
Aをメシに誘ってる内容だった
確かにAと仲良くしてやってくれ、とは言ったし連絡先を交換するのも許可したよ?
けど、こんな風に二人で逢うなんて思わねえじゃん
やっぱりこの前来てた相手は、亜嵐なのか?
広臣「 A、 LINE来てるよ 」
『 え、あ … 忘れてた!』
エプロンで手を拭きながら急いでこちらに来てスマホを確認するA
なんだかちょっとだけ焦ってる様に見えた
広臣「 仕事?」
『 あ、ううん 友達 』
“ 亜嵐くんから食事誘われちゃった ”
“ どうしよう臣、行ってもいい?”
前までなら、こう聞いて来たはずだった
寧ろ俺がそんなに気にしてないのに 男との接触は許可を取ってくれていた
でも今日は違くて。Aはそのまま返事を打ってポケットにしまった
… せっかく、疑うのやめようって思ってたのに
やっぱり浮上してくるのは “ 浮気 ” というワード
…
『 はい、無事に撮影終了って事で!乾杯 〜 』
広臣「 あ、これ直人さんのワイン?」
『 そうそう、せっかくだから開けちゃった 』
ワイン、そんなに飲めないはずなのに
無理して「 美味しいね 」と笑いかける彼女の事
だんだんと疑いの目でしか見られなくなってくる
俺の機嫌取りでもしてるんじゃないかって …
広臣「 ん、うまい。」
『 ねっ 』
幸せそうに笑うAの本心が
俺には分からなかった
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中務れおあらん - さのまるさん» 一番いい判断だァッ!人間として見本になる判断ですね♪尊敬します! (2018年3月24日 1時) (レス) id: 01c710fdcc (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - さのまるさん» 何が起こってるのか作者的にはハテナ??です(笑)でもありがとうございます!嬉しいです(^_^)v そう言って頂ける方の為にもこれからも頑張りますっ! (2018年3月7日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
さのまる - コメント欄に書くことじゃないですよね…笑 へんなコメントなど気にせず、大変だと思いますがこれからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年3月7日 0時) (レス) id: e2eb0f7e46 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ - 名前変えて二回も言わなくても大丈夫です。読んでみます。 (2018年3月6日 23時) (レス) id: 6ad83d3193 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - あいこさん» 続編までちゃんと全部読みましたか? (2018年3月4日 16時) (レス) id: 72fad80a8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えびちゃん | 作成日時:2018年2月3日 17時