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五条side
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『はぁ…』
あの日から、うなだれる日がずっと続いている。
今も教室の机にうなだれながら、メール一覧を見ている。
彼女に最後にメールを送ったのは、バレンタインの次の日。
付き合って貰って悪かった…そこから、送っていない。
『はぁ〜〜〜……』
家「何、あいつ」
夏「２週間くらいこんな状態だって、監督伝いで聞いたよ」
家「陰気すぎ。うざー」
『……なぁ、聞きたいことあんだけど…』
夏「何だい？」
『こ、れは俺の知人の話しでー…』
家・夏「「…(自分の話だな)」」
『…気になる女と、デートみたいな事して奢ってやったのに、別れ際に金を全部返されるって…脈無しって事？』
家「脈無し」
『はぁあ！？』
夏「まず、奢ってやったと上から目線がいけないな。
それに、単に奢られるのは嫌だったんじゃないか？
付き合ってもいない男性から…まぁ、友人に部類される人に全てを払われるのは、普通に考えて悪い気はするし。
常識の範囲内の反応だと思うけど？」
『そ、うだよな。
あと、名前で呼ばれるには、どうしたら良いんだよ…』
家「こっちから名前で呼んでおけば、あっちも呼んでくるんじゃない？
それか、名前で呼べって言えば？」
『俺が硝子って呼んでも、硝子は俺の事、名前で呼ばねぇのに…いずれ呼ぶように何の？』
家「ならん(即答)」
『適当に答えんなよ。
こっちは真剣にー…』
家「知人の話じゃなくて？」
『ち、知人だ！知人！』
夏「言えば良いじゃないか。
…Aなら快く呼んでくれるよ」
『誰が水神の話っつたんだよ！』
夏「ｸｽｯ…すまないすまない。
知人の話だったね。
そのデートやらは、とっても…とーーっても気になるが、聞かなかった事にしようか」
『…しーらね』
傑の笑顔がピクピクして、怒りのオーラが出ているが、そんな事はどうでも良い。
デートの金の事はもう気にしない。
自分にはお金の感覚が他人とはズレているとは知っていたが…そんな風に思う人も居ると初めて知った。
良い機会だった。
そして、いつ切り出そうか悩みに悩み言えなかった名前のこと。
自分も名前て呼ばれたいと思っていたが、なかなか言い出せなかった。
…やっぱり彼女に素直に言えば良いのだ。そうしよう。
自分も名前で呼ばれて、距離を縮めたい。
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雪椿(プロフ) - えねごりさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月26日 20時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
えねごり - 続きがすっごく気になります！！！更新無理せず頑張ってください！！！ (2021年12月26日 10時) (レス) @page50 id: 48217851a7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます(*^^*) １度目と違った五条をお届け出来て良かったです！一応、違うんだぞーってのを意識してますので、伝わって良かった(/ω＼) (2021年12月21日 19時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - ２度目の人生も毎回楽しみにして読んでます(*´꒳`*)五条先生のキャラが１度目の人生とはまた違って新鮮です！いつも素晴らしい作品ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月20日 23時) (レス) @page41 id: 89d33d75be (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - ありがとうございます！！(●´ω`●)楽しみにしてます♪( ◜ω◝و(و " (2021年12月11日 19時) (レス) @page26 id: f9eedc0803 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年11月22日 19時
