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五条side
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『…水神は変わりなかったか？』
夏「毎日のようにメールしてるんじゃなかったのか？」
『してる。
さっきも、おはようって送った』
家「付き合いたてのバカップルか」
夏「流石に鬱陶しいと思うよ？」
『本人から言われるまで止める気は、これっぽっちもねぇーよ』
席に座るとお土産を開けた。
蓋を開けるとズラッと並んだ個包装。
その中の１つを手に取り、開けて、頬張る。
モチモチとした食感に、中の闇子も絶妙な甘さと量で満足の出来る物だった。
俺好みの和菓子だ。
モグモグと食べる手が止まらない。
家「朝からよくそんな甘い物食べられるな…」
『美味いし』
夏「ちゃんと、Aにお礼を言うんだぞ？」
『だーかーらー、なんで名前で呼んでんの？』
夏「まぁ仲も良くなったことだしね」
『ふーん…』
…俺も名前で呼ばれたいし、名前で呼びたい。
勝手に呼べば良いと思うが、馴れ馴れしい奴とか思われたくないし…
それにしても、俺が彼女に好意を寄せているのを知ってて、傑は彼女に近づくのか。
自分よりも傑と彼女の方が仲が良さそうで腹が立ってきた。
『…俺も京都行く…』
夏「止めておいた方が良いんじゃないか？」
『…は？』
夏「Aの迷惑になる」
『迷惑かどうかなんてアイツが決める事だし』
夏「彼女は優しいから、頼まれたら嫌でも断らない。
メールの件だって、そうだと思うよ」
『だから、アイツが言ってきたら止めるって言ってんだろ』
夏「それが言えないと言っているんだ。
そもそも相手の立場になって考えられないような人とは、交友を深めたいとも思わない。
君がもし、彼女の立場になって考えたらどうだ…
興味のない人から毎日のようにメールが来たらどう思うか」
『俺なら無視か拒否する。
それをしてないなら良いって事だろ』
夏「それは君だからであって、彼女のように心優しい人物は断りづらいと言っているんだ」
『あんなハッキリしてる奴がそんな訳ねぇし。
嫌なもんは嫌って言うだろ。
それに嫌な相手にこんな土産なんて用意しない』
夏「それは硝子の分だけ渡したら、可哀想だと思っての彼女なりの優しさや気遣いだ」
『じゃ、傑のいきなりの誘いも迷惑だったんじゃねぇの？
水神が断らなかっただけで』
夏「…なら、悟も誘ってみれば良い。
デートをしてくれないか？とね」
『で、デートぉお！？』
夏「ふっ…君にその誘いが出来ればの話だけどね」
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雪椿(プロフ) - えねごりさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月26日 20時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
えねごり - 続きがすっごく気になります！！！更新無理せず頑張ってください！！！ (2021年12月26日 10時) (レス) @page50 id: 48217851a7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます(*^^*) １度目と違った五条をお届け出来て良かったです！一応、違うんだぞーってのを意識してますので、伝わって良かった(/ω＼) (2021年12月21日 19時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - ２度目の人生も毎回楽しみにして読んでます(*´꒳`*)五条先生のキャラが１度目の人生とはまた違って新鮮です！いつも素晴らしい作品ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月20日 23時) (レス) @page41 id: 89d33d75be (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - ありがとうございます！！(●´ω`●)楽しみにしてます♪( ◜ω◝و(و " (2021年12月11日 19時) (レス) @page26 id: f9eedc0803 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年11月22日 19時
