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白玉との出会いは、前世と一緒だった。
中学生の時にペットショップで、綺麗な蒼い瞳を私に向けて来た白玉。
また、家族として迎えたい。
白玉は私にとって、とても大切な存在だ。
悟に似ているとか関係ない。
まぁ、それでも白玉を見て、彼を思い出していた時もあった。
そして、半年後ペットショップにおもちゃを買いに来たら、黒蜜に出会ってしまった。
真っ黒な艶やかな毛。
白玉と並んだら……まるで悟と傑じゃないかと。
どうしようかと悩んでじーっと見つめると、その子が目を細めて、みゃーと鳴いた。
その細めた表情は傑を思い出すには十分で、すぐに迎え入れた。
白玉と黒蜜はお互いに仲が良い。
よく喧嘩もするが、すぐに引っ付いている。
本当に悟と傑を見ているのではないかと錯覚してしまいそうだった。
「A…白玉は、悟に似ている気がしないか？」
『白いし、目が蒼いからね』
「それも何だが…この我が強そうな表情がそっくりな気がして…」
『あははっ！そうかも！』
白「…？」
『白玉って黒蜜より優先しないと怒るし、僕が一番でしょ？って顔してる事あるよ。
それに黒蜜が気に入らないと猫パンチもするし…』
「猫パンチ？」
『黒蜜だけ撫でてたら、すぐ見れるよ』
「可哀想だが是非見てみたいな」
そう言うと、傑は黒蜜だけをヨスヨス…と撫で始めた。
白玉は、その様子をジーーッと見つめていた。
白「ニャー」
「黒蜜は艶やかで綺麗だね」
黒「にゃ〜」
白「ニャー！ニャーニャァァー！…ブニャァァアア！！」
黒「ｼｬーｯ！」
白「ｼｬｰｰｯ！！」
「ふっ、ははっ！！こうゆう事か！」
『ふふっ、面白いでしょ？』
傑が黒蜜を誉めて撫でていると、白玉が黒蜜の顔をチョイチョイ…と触っていた。
…が、相手にされてないと認識した瞬間バシバシ！と黒蜜は顔を猫パンチした。
もちろん黒蜜は怒るし、白玉も威嚇をする。
傑の膝の上で２匹して猫パンチを繰り出して喧嘩してた。
その様子が面白くて傑は口を開けて笑っていた。
久しぶりに彼の本気で笑っているのを見たかもしれない。
「白玉、君も十分、魅力的だよ」
白「ニャー！！！」
『そうだろー！ってね』
「ははっ、堂々とした態度が悟にますます似てるな」
傑が白玉を抱き上げると、大きな声で鳴いた。
まるで自分が一番だと言うように。
黒蜜は私にすり寄って甘えてきたので、膝に乗せて撫でてあげた。
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雪椿(プロフ) - えねごりさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月26日 20時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
えねごり - 続きがすっごく気になります！！！更新無理せず頑張ってください！！！ (2021年12月26日 10時) (レス) @page50 id: 48217851a7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます(*^^*) １度目と違った五条をお届け出来て良かったです！一応、違うんだぞーってのを意識してますので、伝わって良かった(/ω＼) (2021年12月21日 19時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - ２度目の人生も毎回楽しみにして読んでます(*´꒳`*)五条先生のキャラが１度目の人生とはまた違って新鮮です！いつも素晴らしい作品ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月20日 23時) (レス) @page41 id: 89d33d75be (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - ありがとうございます！！(●´ω`●)楽しみにしてます♪( ◜ω◝و(و " (2021年12月11日 19時) (レス) @page26 id: f9eedc0803 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年11月22日 19時
