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『お待たせ〜
いっぱい買ったら時間かかっちゃった！ごめんね！』
家「その割には全然お土産持ってなくない？」
『宅配にしてもらったの』
夏「へぇ、便利なサービスがあるんだね」
五「そんなに買って誰にやるんだよ」
『先輩とか後輩とか…事務所に置いておいたら補助監督さんたちも食べたり出来るでしょ？』
五「ふーん…」
日持ちをする個包装のお菓子だし、みんな食べてくれるだろう。
まぁ、禪院は絶対食べないだろうけど。
３人は、お土産なんて買わないと、お店の外のベンチで待っていたが、本当に買わなくて良いのだろうか…
『２人はホテル取ってあるの？』
夏「いや、学校に帰るよ」
家「じゃぁ、さっさと帰れ」
『あ、じゃぁコレ、ちょっと早いけどクリスマスプレゼント』
「「「…？」」」
それぞれに袋を渡すと、みんなが中からプレゼントを出した。
硝子には、淡いピンク色のマフラー。
傑には、黒のチェック柄のマフラー。
悟には、白のチェック柄のマフラー。
『寒いから、体調には気をつけてね』
家「…A、此処に座って待って」
『…え？』
夏「10分くらいで戻るよ」
五「此処、動くなよ」
硝子にベンチに座らせられると、ビシッと指を指されて３人はそれぞれどこかへと行ってしまった。
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『みんな、ありがと』
夏「それぞれ被らなくて良かったよ」
硝子からは、色違いのモカ色のマフラー。
傑からは、手袋。
悟からは、ニット帽を貰った。
家「でも…ニット帽は無いな」
五「なっ!?」
夏「脱いだ後の髪型とか気になるんじゃないか？」
『そう？普段使い出来そうで良いよ、ありがと』
五「お、おう…」
『じゃぁ、２人とも気をつけて帰ってね』
夏「２人も最後まで楽しんで」
ホテルと駅、それぞれ別れる道で手を振って見送る。
今日は１日あっという間だったな…
…なんて思っていたら、悟が振り返って早足で戻ってきた。
『…どうしたの？』
五「…こっちが本命。じゃぁな。」
私に小袋を握らせると、悟は傑の元へとさっさと歩いて行ってしまった。
何だろう…と袋から取り出すと、ガラスの靴をモチーフにアクアブルーの石がはめ込まれたピアスだった。
家「へ〜…五条にしては良いプレゼントだな」
『…綺麗な色…』
…まるで、貴方の瞳の色を思い出す。
それでも、考えに反して上がる口角。
……嬉しいなんて…ね…
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雪椿(プロフ) - えねごりさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月26日 20時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
えねごり - 続きがすっごく気になります！！！更新無理せず頑張ってください！！！ (2021年12月26日 10時) (レス) @page50 id: 48217851a7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます(*^^*) １度目と違った五条をお届け出来て良かったです！一応、違うんだぞーってのを意識してますので、伝わって良かった(/ω＼) (2021年12月21日 19時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - ２度目の人生も毎回楽しみにして読んでます(*´꒳`*)五条先生のキャラが１度目の人生とはまた違って新鮮です！いつも素晴らしい作品ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月20日 23時) (レス) @page41 id: 89d33d75be (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - ありがとうございます！！(●´ω`●)楽しみにしてます♪( ◜ω◝و(و " (2021年12月11日 19時) (レス) @page26 id: f9eedc0803 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年11月22日 19時
