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五条side
ーーー
ーー
ー
『おかしい…』
Aから連絡が入っており、すぐに折り返しの電話をかけたが出なかった。その後にも何回か、かけるが出ることは無かった。
そもそもAから電話がかかってくる事が珍しかった。
妙な胸騒ぎがする…
こんな時に役立つように
『(GPS入れておいて正解だな…)』
彼女の携帯に勝手に入れたGPS。
本人は全然気づいてなかったが…
それを見ると街から少し離れた場所にいた。
『ねぇ、今日、Aってどこの任務に行ってる？』
「水神さんですか？確認します。」
同行している補助監督に確認をさせた。
こんな場所、任務でしか行かないだろうし、もしかして何かあって僕に電話をかけてきたのかもしれない…
「水神さん、今日は任務入ってません」
『入ってない？』
それなのに何でこんな場所に…
『ここに寄って』
「はい？」
『急ぎ。ここに向かえって言ってんの』
「は、はいっ！」
僕の脅すような口調とトーンに補助監督は慌ててナビをセットし、運転した。
此処からだと１時間くらいかかってしまう。
どうか何事もなく、僕の杞憂で終わってくれ…と願うしかない。
ーーー
ーー
ー
あれからGPSは同じ場所を示している。
おかしい…絶対におかしい…
現地に着くと廃倉庫が並んでいる場所だった。
携帯を見ながら反応のある、倉庫へと足を踏み入れた。
途端に香ってくる血の臭い。
心臓がﾄﾞｸﾄﾞｸ…と嫌な音を立てる。
『…何これ…』
目の前には下半身がない体や頭がない体、引き裂かれた体や最早肉塊と化し元の状態が分からない遺体ばかりだった。
その中でかろうじて息のしている男が居るが…
『…Aｯ、Aｯ！！』
あちこちに彼女の残穢は残っている。此処にいたことに間違いはない。
携帯で電話をかけて鳴るのを待つがシーンとした空間。
マナーモードにしてあるのか…
歩きながらキョロキョロと見渡し、彼女の痕跡を探す。
すると“ｳﾞｳﾞｳﾞ…”と何かが震える音がした。
そこの場所に行き、瓦礫の間からAの携帯を見つけた。
彼女は間違いなく此処に居た…
『…どこに行った…それに…』
この遺体…
『チッ…面倒だ…』
「五条さんっ、此処はなんでこんな…」
『僕は高専に飛ぶ。後処理よろしく』
「はい？」
僕はかろうじて息をしている男の頭を掴むと高専に飛んだ。
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れん(プロフ) - 本当に、悟のどこか好きなのかなぁ？長所、顔しかなくないですか？ちゃんと悟にも罰をくだしてからハピエンに向かってください(＞＜) (2021年8月30日 20時) (
レス) id: 8602774c74 (このIDを非表示/違反報告)
ほりほり - 夢主には申し訳ないけど、、クズな五条たまらない！もっともっとクズな五条期待してます笑 (2021年8月29日 20時) (レス) id: 61774c35f7 (このIDを非表示/違反報告)
ネメシス - 悪女の言い分も当たってる所もあるんですよね（笑）要は五条は自分の下半身が一番の恋人なんですよ。 (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ルシャナ - 正直、お前何偉そうに傷ついたヒロインに嫌味でネチネチ追い討ちかけてんだよって話だよ（汗）。普通馬鹿な両親に代わって平謝りだろ？それ以前にヒロイン優先でうわなんざ最初からせず御家と縁切りすんのが筋ってもんだろが! (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - はーるさん» 応援ありがとうございます！ 五条オチのはずが五条の苦痛に歪む顔が…私も待ち遠しいです(*･ω･) がんばりますね！ (2021年8月28日 23時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年8月8日 17時
