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「え？僕の両親？」
『うん。
やっぱり、ちゃんと挨拶したいもん…』
プロポーズの翌日には悟のマンションへと引っ越しをした。
彼の手配で荷造りから何もかも含まれているプラン。楽は出来たが、すごくバタバタとした。
入籍も大安の日に書類を出して済ませ、私は五条 Aになった。
証人欄は、硝子と夜蛾先生に頼んだ。硝子には、本当に五条で良いの？と念を押され、夜蛾先生は、幸せになるんだぞと嬉しそうに記入していた。
私の両親には書類を出す前に、挨拶を済ませた。結婚したのも喜ばれたが、孫が産まれると大喜びだった。
悟の両親には未だ挨拶は出来てない。彼が頑なに必要ない、行かない…と会わせてくれない。
「必要ないって何回も言ってるよね」
『でも、私はちゃんと挨拶したい。絶対後悔する。』
「…そんなに挨拶したいなら行っても良いけど、行った方が後悔するよ」
『そんな事ないよ』
「ふーん、僕は止めたからね」
悟がご両親の事を好いておらず、家に帰っていないのは知っている。
だけど、結婚したのだから、挨拶と……五条のしきたりなど教えてもらいたいと思っている。
出しゃばっているかもしれないが、一応は聞いておかないと…
ーーー
ーー
ー
爺「この度は、誠におめでとうございます」
『ありがとうございます。ふつつか者ですが、よろしくお願い致します』
悟に数時間だけで付き合ってもらい、五条家へと来た。
客間へと通され、じぃやの鈴木さんが入ってきた。
お祝いの言葉と共に畳に手をつき頭を下げられたので、私も急いで手をつき頭を下げた。
爺「私めにそのように頭を下げてはなりません、奥様…お腹にも負担が…」
「じぃ、早くアイツら呼んできて。僕も暇じゃないし、Aも悪阻で辛いから」
爺「もうすぐかと…奥様、体調が優れない場合はご遠慮なさらずに申してください」
『あ、今は落ち着いているので大丈夫です。ありがとうございます。
最近、鈴木さんはどうですか？
体調など崩されてないですか？』
爺「はい、おかげ様でー…」
悟はつまらなさそうに携帯を触り、私はご両親が来るまで鈴木さんとの会話を楽しんだ。
ホワホワした優しい人で、私は鈴木さんが結構好きだ。
今は亡くなったが、私に仕えていたばぁやを思い出す。
ばぁやも優しくて、温かく包み込んでくれるような安心感があった。
…悟は、もう少し鈴木さんに感謝をした方が良いと思う。
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れん(プロフ) - 本当に、悟のどこか好きなのかなぁ？長所、顔しかなくないですか？ちゃんと悟にも罰をくだしてからハピエンに向かってください(＞＜) (2021年8月30日 20時) (
レス) id: 8602774c74 (このIDを非表示/違反報告)
ほりほり - 夢主には申し訳ないけど、、クズな五条たまらない！もっともっとクズな五条期待してます笑 (2021年8月29日 20時) (レス) id: 61774c35f7 (このIDを非表示/違反報告)
ネメシス - 悪女の言い分も当たってる所もあるんですよね（笑）要は五条は自分の下半身が一番の恋人なんですよ。 (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ルシャナ - 正直、お前何偉そうに傷ついたヒロインに嫌味でネチネチ追い討ちかけてんだよって話だよ（汗）。普通馬鹿な両親に代わって平謝りだろ？それ以前にヒロイン優先でうわなんざ最初からせず御家と縁切りすんのが筋ってもんだろが! (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - はーるさん» 応援ありがとうございます！ 五条オチのはずが五条の苦痛に歪む顔が…私も待ち遠しいです(*･ω･) がんばりますね！ (2021年8月28日 23時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年8月8日 17時
