気持ちに蓋をする ページ29
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『コツメカワウソ可愛い…』
動物園特集をソファーに座り
クッションを抱きしめながら見てた
「え〜食べるとこエグいじゃん」
″コトッ″と机にマグカップを２人分置き
隣に座って私を抱き寄せ
ちゅっと、こめかみに口づけしてくる
『ギャップ萌え。
ほら、あんな小さい手で餌を取ろうと必死で可愛いのに、
食べるところワイルド』
「ん〜理解できないね。」
『今度の休み、茜を誘って行ってこようかな…』
「誰も連れて行かないなんて言ってないよね？」
『え、連れていってくれるの？』
「モチのロン♪」
約束と言わんばかりに
軽くキスされた
ーーー
ーー
ー
『ねぇ、やっぱりイルカショー見て正解だったでしょ？』
「まぁまぁかな〜シャチとかのが迫力あるでしょ」
知っているぞ…
そう言いながら目をキラキラさせて見ていたのを…
「あ、お店見ていく？」
『うん、コツメカワウソの可愛いグッズあるかも』
お店の中に入り
いろいろ見て物色した
補助監督さんたち用にお菓子を多めに買ったり
ボールペンを見たりしていた
「わざわざそんなに買わなくてもいいんじゃない？」
『補助監督さんたちが居るから円滑に任務ができてるの。感謝しなきゃ。』
「ふーん…」
最強様からしたら
どうでも良いことかもしれないけど
私はみんなにはすごく感謝してる
「あ、カワウソのぬいぐるみあるよ。ブサイクだね←」
『えー！可愛い！』
ぐで〜と寝そべってる姿のぬいぐるみ
ぬいぐるみというか抱き枕？
『いいなぁ…』
「しょうがないから一番顔がマシな子選んであげる」
そう言うと一匹一匹選別していく悟にクスッと笑ってしまった
「これでいいよね？他に買う物は？」
『ないよ？』
悟は会計に持って行き払ってくれた
なんだかんだ良いながら
補助監督さんたちのお菓子も
いつも払ってくれる
「ほら、ブサ夫くん。」
タグを切ったカワウソぬいぐるみを持たせてくれる
『ふふっ…名前ブサ夫くんなの？』
「十分っしょ」
空いている手を繋いで車に向かう
こんなに優しいのに…
端から見たらカップルに見えるこの会話さえ…
彼の気まぐれ
ｽﾞｷﾘ…と胸の痛みを感じるが
私は無視をした
そう…これは彼の気まぐれ…
私はこの気持ちに名前をつけない
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葵(プロフ) - 好き。いやもう、好き。ありがとうございます (2021年5月16日 13時) (
レス) id: 262b3e9786 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 宙さん» ありがとうございます！続編でもよろしくお願いします(*^^*) (2021年1月24日 17時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - うへへへ素敵なラストでした！というわけで続編にいってきまーす！ (2021年1月24日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - はまぐりさん» コメントありがとうございます。もしifで書けたら書きたいなぁとは思っていますが…なかなかアイデアが思い浮かばず書かないかもしれないです(@@;) (2021年1月23日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 豚のはむ太郎さん» 読んでいただき、ありがとうございます！うわぁぁあああ頑張りますー！！！ (2021年1月23日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年1月17日 21時
