シリーズ1周年記念24 ページ38
SH
神「暇だから来たよー」
岸「起きてる？」
紫「あ！神！岸くん！」
廉「起きとるで！」
岸「廉熱下がった？」
廉「下がっとらん・・」
神「海人は？」
海「僕もまだ」
神「あ、もしかして寝るとこだった？」
海「ううん、寝すぎて今飽きてたとこ」
神「こういうときってほんとにやること無いよね」
紫「そうなんだよ！でも俺たち絶対安静だからベッドから勝手に降りちゃいけなくてさ」
神「だと思った笑。だから遊びに来てみた！」
廉「まじで嬉しい！」
あれからよく神と岸くんが俺らの部屋に遊びに来てくれるようになった。
もうほぼ毎日決まった時間に来てくれるの笑
めっちゃ仲良くなったけど
お互いの病気のことは何も知らない、ちょっと不思議な関係。
だけど最近一つ分かったことがあるんだ。
岸「ごめん、神宮寺あれ取ってくれない？」
神「はいはい、これね。」
岸「さんきゅー！」
二人とも電動の頭までカバーできる車椅子に乗ってて、岸くんは手は動かせるけど腕は動かしにくそうだってこと。
それを神がうまいことフォローしてるの。
わざわざ紹介することも無いし、探ろうとしてるわけではないけど
でもちょっと気になる。
それに俺たちの方から遊びに行ったことも無いし。
俺たちばっかり2人に助けられてるから、俺たちも何か力になれればいいんだけどな。
2人が弱音吐いたりテンション低かったりしているとこ見たことないし、、
神「紫耀大丈夫？」
紫「えっ、ごめん考え事してたわ。」
廉「紫耀が考え事なんて珍しいな」
紫「なんて？」
廉「なんもなーい笑」
_____________
特別編、明日で完結します！あともう一日だけお付き合いください！
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作者名：風音色
| 作成日時：2022年1月29日 0時
