【ヒロアカ】それが私。 (ページ37)

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英雄36 ページ37

ー爆豪sideー

教室まで無我夢中で走りながら、さっきの電話を思い出す

『爆豪君?...あのね、Aが....意識を取り戻したの』

電話をしながら泣いているのか、震える声が耳に入った。
数秒、信じられなくて

でも、...目の前の奴の顔は「良かった」とでも言うような顔だった。

ガラッ
大急ぎで机に行き鞄を手に取る

マイク「イエェェィ! どうしたんだぁ!爆豪!!」

英語の時間だったのか、俺の行動に
他のやつらもこっちを見る。

ッチ

爆豪「すいません、腹痛いんで早退します。」

急ぎ口調でなんの悪びれもなくそう言いながら、扉に向かうと
また、ガラッと扉が開いた。

緑谷「先生! 僕もです！!」

マイク「オー!?ワイ!!?」

意味がわかんねーとでも言いたげな先生を横目にデクをはねのけて
廊下を走った。

長く長く続く廊下にいやけがさす。

やっとのことで校門の前まで来ると、そこには、立花がたっていた

立花「爆発の人!!」

爆豪「あ"?」

立花「送りますよ。」

立花は、校門の前に止まっている車を親指で指す。

立花「乗って行ってください。」

その言葉に遠慮なくどかっと乗り込み、運転手に行き先を伝えた。

立花「Aちゃんに、よろしくお願いしますね。」

窓から話かけてきた、立花にああ、とだけいって車を出した。

_______________

緑谷「はぁ・・っあれ？・・・・かっちゃん？」

立花「あ・・・」(そばかす君のこと、忘れてた)