【w.r.w.r.d.!】優等生はサボり魔

23話 じゃんけん最弱王 ページ26

『間に合った･･･！』


gr｢ギリギリだな、なにあったのか？｣


『え、っと･･･』


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


簡単に説明しようと思ったらチャイムが鳴ってしまい『またあとで話す』と言っておいた


先生｢今日は体育祭で誰が何に出場するか決めるぞー｣


7月の頭にある体育祭について話すようだ。この学校はどんな競技あるんやろ･･･←去年サボってゲームしてた


先生｢基本的に50ｍ走が速いやつはリレーに出てもらうからなー｣


まぁ私の50ｍ走の記録ないし選ばれへんやろーな！ふふふ勝ったわ！


先生｢篠崎、お前タイムないから今日放課後残って測れ｣


『･･････ﾁｯ』(ﾎﾞｿｯ)


先生｢じゃ、生徒会長、後は頼んだ｣


･･･いやいやいやいやいや！いやあ！ちょお前生徒会長に全部放り投げるとかほんまに先生か！？･･･まぁええか←


gr｢とりあえず黒板に競技名を書くゾ。トン氏頼む｣


tn｢なんとなくそんな気してたわ･･･｣


トントンは席を立ち短めのチョークで黒板に競技名を書いていく。はぇ〜字綺麗やなぁ


gr｢ほぼ去年と一緒だ。変わったのは借り物競争が増えただけだ｣


借り物競争とか嫌な予感しかせーへんし絶対やりたくないわ、障害物とか騎馬戦がええな


gr｢では順番に決めていくゾ｣


・・・・・・


『･･････』


gr｢A、そんなに落ち込むな｣


tn｢大丈夫やって！お題簡単なやつばっかやから｣


os｢ほら、飴ちゃんあげるから元気だして？｣


まぁ何があったのかはわかるだろう。しかし、単にじゃんけんに負けただけではない。障害物のじゃんけんで1人負けし、騎馬戦のじゃんけんでも1人負け、借り物競争に出たくなかったため綱引きのじゃんけんもしたがまた1人負けで決まってしまったのだ


『なんでなん･･･私じゃんけん弱すぎやろ･･･』


gr｢次昼飯だからゲームできるゾ！だから、な？｣


『せやな･･･』


そう･･･そうや！あと1時間でゲームできるんや！！･･････はぁ･･･


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


tn｢席戻るわ｣


私の席から少し遠いトントンとオスマンは席に戻って行った。よし、頑張るかぁ･･･ま、授業は聞かへんけど←


先生｢授業を始める｣


生徒｢起立、気をつけ、礼｣


｢｢よろしくお願いします｣｣


ふぁ･･･眠いし寝よかな、と頬杖をついて居眠りをする。その後、先生に当てられまくったのは言うまでもない

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