『歌|い|手』体調不良シェアハウス

そのじゅう ページ27

side:soraru


「よし、じゃあ計ってこー」

かしたろ戻って来てないけどいいや。今まふを計ってるから...次しまさかかな

「お。なったな、まふみして」
「さんじゅうななどろくぶ...？」
「わーお、がっつりあるじゃん。次しまさん達計っといて」
「はーい」

うらたくんに体温計を渡し、がっつり熱が出てるまふを撫でた。うん、熱いわ。ついでに皆の体温を書いておくために紙とボールペンを用意して、まふの体温を書く

「まーしぃ36.6。へーねつは35.4」
「え、ねつあるじゃん」
「んー...子供体温を考慮するかがただただ疑問やけど、それでええんやない？」
「うん、そうする」

名前、平熱、時間、体温の順番に記入していく。書きにくい。子供の小さな手では難しく感じてしまうが、なるべくいつもどうりに書いた

「戻りましたー。どう？」
「...おねつのひとふたり」

まふが即答した。なに、どうしたの速くない？

「分かった。しょうくん、あっち座ろ？」
「っひ、や、」

怯えたしょうに、少し考えた素振りを見せ、こう言った

「じゃあ隅っこで一緒にいよう？まふちゃんとおとなしくしてよっか。僕そらるくんと一緒に居ないとだから」
「んっ」

了承してくれたしょうを優しく、抱きしめ、撫でてから今度はこっちを見て、

「いい子。まふちゃんはしょうくんと遊んでて？おとなしく、だけどね」
「はあい」

とまふは言う


なんかさ、俺らしか出てなくない？(メタ発言)


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２日連続更新です。

番外編が番外編では無くなっている気がしてます


番外編は一旦ストップして、以前の内容に戻りたいと思います。が、例えばセンラさんメインからそらるさんメインに変わる合間合間に番外編は続けていきます。よろしくお願いします

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