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「社員旅行…」
みく「そう！今度の社員旅行！楽しみだよねぇ」
真琴「確かに。温泉は気持ちいいって有名なところだしね」
社員旅行かぁ。確かに、楽しみかも。
自由行動、何しようかな。お土産とか買いたいし、観光もしたい。
みく「自由行動の時、Aちゃんは、鬱くんとデート？」
「な！し、しないよ！」
みく「えぇー！すればいいじゃん！あ、それか、シャオくんと、コネシマくんと誘って、六人で回る？二人きりにしてあげるよ！」
真琴「それ、名案ね。」
待って待って！だって、鬱と一緒に回ったりなんかしたら…！
…楽しそうだけど！
「…勘違いするってば！」
ut「やっほ、皆。なにしてんの？」
あ、鬱…！
彼は私に壁ドンをする形で隣に来る。あぁ、この間のようなタバコの匂い。
みく「あ！鬱くん！ねぇねぇ！今度の社内旅行の時、私たちと一緒に回らない？シャオくんと、コネシマくんも呼んで！」
鬱は少し間を空けてうーん、と悩み始める。え、もしかして、一緒に回れないの…？
彼は私をみて、そんな悲しい顔せんといて。と笑うと。
ut「ごめんなぁ。実はもう約束してた人が居んねん」
みく「あ、そうなんだね…。残念やけど、仕方無いね！また今度！」
…そっか。もうすでに、彼には一緒に回る人が居るのか。
…ずきずき、私には嫉妬する資格なんて無いのに。
女の人じゃ無いと良いな。
真琴「…」
ーーー
かなり落ち込んでデスクに戻り、先ほどの話をしようと、コネシマに声をかける。
彼は喜んで快諾してくれた。シャオロンはみくが声をかけてくれるらしい。
kn「別にお前にはそのつもり無いんやろうけど、Aから誘われて嬉しいわ。楽しみ増えた。」
「…楽しみね」
そうよ。コネシマもシャオロンも、来てくれる。みくも真琴だって一緒に居てくれる。名一杯楽しまなきゃね！
鬱が居ないのは寂しいけど、仕方無い、よね。
ーーー
？？？視点
ut「もしもし…」
？「あぁ、君か。今度の社員旅行の時、分かっているね？」
ut「…はい。」
？「君なら大丈夫だと思っているよ。それじゃあ、よろしく頼んだよ」
彼に話をして正解だったよ。本当に、良かった。
社員旅行で全てが上手く行く。あぁ、その日が楽しみだ。
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年12月23日 17時
