冷たい幼馴染みが俺のことを好きなわけがない【sha】 (ページ7)

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男子「なぁなぁ！もうすぐ夏休みやしさ、皆で海とか行かへん！？」

男子「お！ええなぁ！折角ならクラス皆で行きたいな！」

kn「ええやん！行こで！」

いきなりの男子達の提案に女子達はえー！と言いながらも折角ならと行く気満々らしい。

kn「シャオロンもロボロも来るやろ！」

sha「おう！」

ま！俺も泳ぎたいしな！
ちなロボロは強制的に参加させた。

？「わ、私も行っても良いかな？」

声のする方を見ると、同級生の中でもめちゃくちゃ美人と言われている椎野みかさんが居た。

男子「全然いいっすよ！！むしろ大歓迎！」

椎野「ありがとう！」

椎野さんが来た瞬間男達がどよめく。まぁ、美人やしな。

俺はAも来るんかなと思って彼女の方に行こうとした。
その時、袖を引かれた。

sha「……椎野さん？」

椎野「あ！ごめん、その、シャオロンくんも来るのかなって…」

sha「おん！行くよ？」

椎野「そうなんだ！楽しみだね」

彼女はまた話そうね。と言ってそのまま隣のクラスに戻って行った。

数人の男子がニヤニヤしながらお前やるなぁと言ってきたが、別にそんなんじゃない。

いつの間にかA、居なくなってたし…

話せんかったな……

ーーー

「はぁぁ」

zm「溜め息ついたら幸せ逃げるで？」

そうやけど…

シャオロンが他の女の子と仲良くしてるの、見るのが嫌で逃げてきて、屋上行ったらゾムに会って話を聞いて貰っている。

zm「あいつ地味にモテるよな」

地味にじゃなくてかなりモテてる。

「ゾムやってモテてるやん」

zm「え」

まさかの無自覚であったか…

zm「んー、そやなぁ、でも確かに椎野さん、やっけ？クラスでも言うてるわ。シャオロンと仲良うなりたいとか、好きとかそんな感じ。」

「だよね…私も聞いたことあるもん…」

あんな美人じゃシャオロンだって…

「……」

zm「じ、自信持ちいや！シャオロンはAが好きやと思うし！そんな好きって気持ちはそう簡単に変わらへんから！」

な？と言って励ましてくれる彼にありがとう。と言って授業のために教室に戻るね。と伝えた。

zm「授業出るなんて偉いな」

「当たり前なんよ」

zm「ほんなら、これやるわ。」

待ってや、と数分待った後、手元に渡されたのはチョコレート。
よく分からないキャラクターが描かれているが…
元気出せよ！のメッセージは嬉しくて

「ありがとう！」

かなり元気になった。