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シオンside
「ねぇあなたの名前、天才2人ってどういうこと?」
『んー?ユノとアスタだよ。』
「ユノ兄はともかくアスタが天才って……どこが?」
ナッシュが、初代魔法帝の像に向かって叫ぶアスタを尻目に聞いてくる。
どこって、そんなの……
『諦めないとこ。アスタは諦めない天才でしょう?』
「ありえねー。あなたの名前姉はアスタに何求めてるわけ?」
『面白さと退屈しない日々かな!』
「クソボロで悪かったなあ!コラァァァ!!」
神父様が叫ぶ。
アスタがまたなんか言ったんだろうけど。
「な!ユノ、あなたの名前!」
「………。」
「な!」
ユノはアスタに視線を向けて、
「……………。」
何も言わずに教会へ入っていった。
「見てろよ…見てろよドチクショーーーーー!!!」
アスタは叫びながら魔神の骸骨に走っていった。
「ちょっとアスタ!」
大好きなシスターの声も聞かない。
こりゃあ重症だね。
「はぁ〜あ。ほんとに年上か?アイツ。ていうか、あなたの名前姉はなんで返事してやんなかったの?あなたの名前姉が返事してやってたらもーちょっとマシだったんじゃね?」
『ん〜…雰囲気?』
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雲月 - ぽん様ありがとうございます!完全に自分の確認不足でした。すみませんでした。 (2021年8月23日 23時) (レス) id: 829041e81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白銀月 | 作成日時:2021年8月23日 17時