正体 ページ9
『じゃあ話すぞー！』
「「「待て待て待て」」」
シャンクス「なんで肩なんか刺した？
それとそいつは誰だ？」
『今から説明するんだけど』
「「「あ、はい」」」
『まずは、俺の正体だな
俺、一回死んでるんだよ』
「「「……………はぁ？」」」
そうなるワな
うん、わかるぞ
『で、生き返った』
「「「もっと詳しく言え！！！」」」
めんどくせー
『管理人、』
管理人「ん？」
『めんどくさい』
管理人「あー、じゃあ映像見せる？
こうなるまでに起きた原因の」
『お願い』
管理人の話によると、映像っていうのは記録らしい
日記とか書くだろ？
それみたいな感じだってさ
俺たちの脳内に映り込んできたのは懐かしき風景
中間テストで1位をとり、母さんに見せる俺
姉貴に向かって勝ち誇った顔をする俺
虚な姉貴を助け、死んでしまった俺
前世の俺、今世の俺
その全てが一瞬で頭に入ってきた
シャンクス「男主はこの世界の人間じゃないのか？」
『ああ』
ウタ「…男主、」
ウタの表情は暗い
俺のことを知って場の空気が悪くなった気がする
申し訳ないな
ウタ「ずっと1人で抱え込んでたの…？」
『…』
ウタ「男主が死んでたことには驚きだし、
どこかにいなくなるんじゃないかって不安にもなる」
『ウタ…』
ウタ「……そっか、男主……辛かったよね
1人で考え込んで、ここに味方なんていなくて、
理解してくれる人もいなかったんだもん…」
しんみりしちゃったな
下に向けた顔をﾊﾞｯと上げて俺を見る
その目には涙が溜まっていた
ウタ「教えてくれてありがとう
これからは私のことを頼ってね！」
『っ』
ﾆｺﾘと笑ってそう言うウタに、鼻がﾂﾝとした
ウタは俺を見捨てない
どんな俺でも愛してくれる
シャンクス「ウタの言う通りだ
男主のおかげでウタも帰ってきた
さっきのを見る限り、本当ならウタは亡くなってたんだろ
ウタを救ってくれてありがとう」
『こちらこそ、ありがとう』
「「「男主………！！！」」」
船員たちは泣いていた
年をとると涙線緩くなんのか？
「俺たち、知らなかったよ…」
「お前にこんな辛い過去があったなんて…！」
「俺たちのこと頼れよ」
「男主も、俺らの家族なんだからな」
『あぁ』
俺、ここに来れてよかった
管理人「じゃあ自分はもう戻るよ」
『あぁわかった
でも、肩のことは許さねェ』
管理人「ごめんなさい」
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^_^ - めっちゃ面白かったです！ウタ×男主のシリーズ待ってます！ (4月2日 5時) (
レス) id: 73464166ab (このIDを非表示/違反報告)
KOOPA Lemmy(プロフ) - リクエスト書いてくれてありがとうございます！！ (8月16日 17時) (レス) @page17 id: 069b817a50 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 完結おめでとうございます！本当にいい作品でした！これからも頑張ってください応援してます！次回作も楽しみにしてます！ (2023年2月27日 21時) (レス) @page16 id: cfeb03d18d (このIDを非表示/違反報告)
ムーエ(プロフ) - (っ'-')╮=͟͟͞͞ 画像 http://uranai.nosv.org/uploader/common/c/7/7/c77558439f65f16989e2a2ab079ebb5c.jpg 顔アップ http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/5/b/15b65e3d1b9f38498683c4df876340b1.jpg (2023年2月20日 18時) (レス) id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)
ムーエ(プロフ) - (っ'-')╮=͟͟͞͞ 画像 http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/4/7/e47c1738545482887d3f9f7542d949fc.jpg (2023年2月20日 18時) (レス) id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェオレさん | 作成日時：2023年2月13日 18時
