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櫻井 side
あの日、震える掌で誓い合った未来も、小さな温もりも、この肌が全て覚えているはずなのに、何故だろう。もう会えないと思うと、それは全て俺自身の妄想だったのではないかと悲しくなった。
社長「 “嵐のみんな” ……、」
“本当にたくさんの事がありましたね。”
二宮「……、」
“辛い時、苦しい時、悲しい時、もちろん楽しい時や嬉しい時も、私たちはいつも一緒でした。”
相葉「……うん、」
“一人一人で仕事をさせて貰える機会も増えて、みんなの仕事ぶりを見ていると、自分の事のように嬉しかった。”
松本「……。」
“毎日毎日、みんなの事で頭がいっぱいで、みんなの仕事に対する姿勢に勝手に感動した事を今でも覚えています。”
大野「……。」
君の口癖も、いつも口ずさんでいた歌の名前も、君がいつも飲んでいた紙カップの紅茶に砂糖がどれくらい入っていたのかさえ、俺は覚えていると言うのに、今ここに君がいないなんて。もう君と会う事が出来ないなんて。
“相葉ちゃん、”
相葉「え……？」
“相葉ちゃんはいつも笑っていますね。”
相葉「……、」
“いつも笑顔を絶やさない相葉ちゃんだからこそ、私は心配になります。”
相葉「……っ、」
“あなたは私たちにまで気を使う人だから。”
相葉「うぅ……っ、」
“だからたまには休んでください。”
相葉「……A、……！」
“きっと他の４人があなたの分まで笑って、あなたの笑顔を自然と引き出してくれるから。”
相葉「ふ……、うっ……、」
“相葉ちゃんのその一生懸命さに、みんなは必ずついて来てくれるからね。”
楽屋で騒ぐAと相葉ちゃんの姿を思い出した。毎回「うるさい」と松潤に怒られ、それでも懲りずに騒ぐ二人の姿が、今はたまらなく恋しかった。
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彩佳(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました、ほんとに、涙出ました... (2023年3月29日 8時) (
レス) @page16 id: 0b4dc78848 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 号泣しました、今の大切さ学びました。 (2021年9月3日 16時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
skomiya0617(プロフ) - 泣きました。ステキなお話ありがとうございます (2020年5月8日 23時) (レス) id: 8e4b334675 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - あまり小説を見て泣かないのですが。泣いた。ただただ泣いた。ホワイトちゃんを愛する赤さんの気持ち。青さんの覚悟。黄色さん始めとする3人の思い。その思いと覚悟が交錯して絡み合って…。泣きました。感動するお話をありがとうございます。 (2020年3月19日 16時) (レス) id: 95d5f07b44 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - お話とても感動しました！最後のビデオが見たいのですがパスワードが分かりません(´；ω；｀)教えて頂きたいです (2019年12月24日 1時) (レス) id: 3fdaaf6b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rii!
| 作成日時：2017年3月21日 20時
