青い鳥を始めたら有名になった件について【歌い手】

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次の日、pix○vに載せる為の読み切りオリジナル漫画を描いてる最中に寝落ちした私は、その後の青い鳥の行方を知ることなく起きた。

我が愛しのスマホはキーボードの横に鎮座しており、私が起きてから通知がきたりしてない。まぁ所詮はしがない絵描きだし、通知がある方が可笑しいと思う。
そんな持論を展開しながら時間を確認する為に電源を入れた。


『……え、なんぞ』


表示されたのは、青い鳥の大量の通知。
アプリを開いて確認してみると、私の呟きに対してコメント(後にリプだと知った)してくれたり、いいねしてくれたり拡散してくれたり。

取り敢えず青い鳥のトレンドに“先生”の文字が入ってるくらいはエグかった。


……いや冷静に言ってるけどやばくない？寝る前のノリで作った数時間の間に何があったんですか。テロ？フォロワーテロ？え、これドッキリだったりします？(困惑)

思わず頭を抱えたくなる事態に今世紀最大に焦っていると、スマホの通知音が鳴る。それは青い鳥ではなく友達からのLIMEだった。



友人おまwwwwフォロワー数やばすぎワロタww

先生ですうるせぇです黙れください



『こいつ空気読めねぇのかよ……』


しかし青い鳥を見てくれてると言うことは、気にはかけてくれてるんだろう。悪い風に言ってごめん、でも馬鹿にしたのは許さん。


私は増えに増えたフォロワーさん欄をスクロールしてるうちに、同業者さんの中に交じった凝っているプロフ画面の方々を見つけた。


『(……うらしまさかた、せん？…え、誰これ)』

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