御堂筋翔の初恋奮闘記【弱虫ペダル】 (ページ29)

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《Aside》

みどくんの呼び掛けで皆が部の荷物まで手伝うてくれた

結構重たかったから有難い

「これからミーティングを始めます。京都伏見のメンバーから1人ずつ自己紹介を､､､〜」

3年生から順に喋って行く

このミーティングは軽い顔合わせみたいなもんや

「最後に速水さん。お願いします。」

『はい。』

一歩前に出て前を向く

するとさっきのけったいな人らと目が合った

ちょっとみどくんの言葉借りたら"キモっ"や

『､､､マネージャーの速水です。3日間よろしくお願いします、』

話し終えた途端あの人らから拍手喝采

騒がしいやっちゃなぁ正直ほんまに鬱陶しい

「そこ静かに。えー、それじゃあ取り敢えず解散で、京伏の人達は待宮が案内するけぇ着いて行ってな」

「おうおうおう、ワシに任せ！」

早く行くでぇ！Aちゃん♡、やと

もう意見するのも面倒臭い

案内してもらったのは部室から近い教室やった

私はどうするんやろ。流石に男子と同じ部屋やないやろうな

「あ〜、Aちゃんはどうしたらええじゃろうか〜こんな野郎共と同じ部屋はだめじゃのォ､､､そうじゃ！ワシらの部屋に来たらええ！」

ニマニマとわざとらし、てか流石に男子と同室は論外やって､､､

「別にこの子ォ1人ぐらぁいおってもかまへんよ、なァ？Aチャァン」

一瞬みどくんがまともなこと言うたように見えたけどダメやそれは

「なんじゃあ、お前。ワシのAちゃんと一緒に寝たいんか。下心丸出しじゃ〜」

どの口が、てかワシのやないわ

あぁもう収集つかん、

、

そして、結局一個上の階の更衣室で寝ることになった

京伏の部屋ならまだしもあの人らの部屋とか絶対に嫌や、